エイチーム<3662>は3月14日、2014年7月期第2四半期(13年8月~14年1月)の連結決算を発表した。売上高は57.9億円、営業利益は4.8億円、経常利益は4.9億円、純利益は2.6億円だった。単独決算であった前年同期と比べると、売上高は4%増えたが、営業利益はほぼ半減となった。ソーシャルゲームを手掛けるエンターテインメント事業の伸び悩みを踏まえ、14年7月期通期の業績を下方修正した。
エンターテインメント事業の売上高は31.26億円、セグメント利益は5.14億円と、単独の前年同期に比べて減収減益。一方、引っ越し比較サイトなどライフサポート事業は26.64億円、セグメント利益は3.27億円と増収増益となった。ライフサポート事業では、消費税増税前の駆け込み需要を背景に、新車販売台数が拡大したことから中古車買取需要が大幅に増え、車査定・買い取りサイトの「ナビクル」が過去最高の売上を達成したという。
13年11月~14年1月の四半期(3か月間)をみると、売上高は30.85億円と前四半期(13年8~10月)比で14%増、前年比で11%増と堅調。営業利益も3.69億円と、前四半期比3.3倍、前年比20%増と伸びた。
事業別にみると、エンターテインメント事業とライフサポート事業の四半期業績は、前四半期比でともに増収増益だった。
ただ、前年比ではエンターテインメント事業の売上高は5%減、利益は11%減と減収減益。一方、ライフサポート事業は売上高が4割増、利益は32%増と大きく伸びている。四半期推移でみると、ゲーム事業の伸び悩みがより明確となる。
なお、2014年7月期通期の連結業績予想を下方修正した。エンターテインメント事業について、足元の進捗から推測し、飛躍的な成長を見込んでいた下期の計画を慎重に見直したため。新規タイトルについては、国内外ともに売上を予測することが難しいため売上貢献は通期連結業績見通しには見込んでいないという。
13年11月~14年1月の四半期(3か月間)をみると、売上高は30.85億円と前四半期(13年8~10月)比で14%増、前年比で11%増と堅調。営業利益も3.69億円と、前四半期比3.3倍、前年比20%増と伸びた。
ただ、前年比ではエンターテインメント事業の売上高は5%減、利益は11%減と減収減益。一方、ライフサポート事業は売上高が4割増、利益は32%増と大きく伸びている。四半期推移でみると、ゲーム事業の伸び悩みがより明確となる。
なお、2014年7月期通期の連結業績予想を下方修正した。エンターテインメント事業について、足元の進捗から推測し、飛躍的な成長を見込んでいた下期の計画を慎重に見直したため。新規タイトルについては、国内外ともに売上を予測することが難しいため売上貢献は通期連結業績見通しには見込んでいないという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662