イスラエル・テルアビブのThe GameOn Projectは、3月24日、ゲームアプリのリコメンドエンジンを搭載した『The GameOn Project』を発表した。『The GameOn Project』のシステムは、統計学をもとにしたモバイルゲームのデータアルゴリズムとクラウドソーシング技術を用いてブラウザベースで制作されており、モバイル端末経由でアクセス可能。また、同社によれば、『The GameOn Project』を使用すると、モバイルゲームのプレイヤに対して、それぞれのプレイヤに合わせてカスタマイズ化されたおすすめゲームを提供できる、とのこと。
現在、同社は『The GameOn Project』のβ版をAndroid・iOSユーザーに試験的に公開している。同社のFacebookページによれば、『The GameOn Project』は2013年10月より開始されており、同年11月にはAndroid版で先行試験運用を開始している。また、『The GameOn Project』は、現在までに、Facebook上のフレンドのデータをもとにゲームアプリをおすすめする”ソーシャル機能”などの機能追加や改修を進めている。
なお、同社CEOのLior Gazit氏は、「モバイルゲーム市場には、ひとつの課題があります。それは、ゲームがターゲットユーザーに効果的にリーチしておらず、ほとんどのユーザーはパブリッシャー側の広告に頼ってゲームをダウンロードしてプレイしており、ユーザーが自分の好みにあったゲームをみつけられていないことです。私たちのスマートエージェント『The GameOn Project』は、それらの問題を解決し、ユーザーとゲームの間に生まれるギャップを埋めます。」とコメントしている。
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