メディアドゥ、2014年2月期は営業益623%増! 「LINEマンガ」向けなど電子書籍事業の好調で

メディアドゥ<3678>は、4月8日、2014年2月期の決算を発表し、売上高35.7%増、営業利益623.2%増を大幅な増収・増益を達成した。同社の決算短信によれば、音楽・映像事業やソーシャルゲームの収益が低下したものの、電子書籍事業が大きく伸び、大幅な増収増益を達成したとのことだった。

同社の発表した決算は、売上高55億4400万円(前期比35.7%増)、営業利益2億5200万円(同623.2%増)、経常利益2億2800万円(同623.2%増)、当期純利益1億7600万円(同4300%増)だった。

 


セグメント別の状況は以下のとおり。

(1)電子書籍事業は、売上高46億2600万円(同51.6%増)、セグメント利益2億0800万円(同296.0%増)だった。「LINEマンガ」で電子書籍ビューアシステムも含めた電子書籍ソリューションプラットフォームを提供するとともに、サービスインフラ面も含めた事業展開のサポートした。またリクルートライフスタイルと共同運営の電子書店「ポンパレeブックストア」や、アムタス「ekubostore」にも「md-dc」を提供し安定したコンテンツ配信環境を実現するとともに、コンテンツ提供を開始した。


(2)音楽・映像事業は、売上高5億6200万円(同10.9%減)、セグメント利益5700万円(同7.6%増)だった。スマートフォン向けのサービスである音楽配信サイト「レゲエZION MP3」や「クラブZION」、「DE-LUXE」に注力し、再生用アプリ「ZION SOUND DJ」をリリースしたことなどから会員を増やした。


(3)ゲーム事業は、売上高2億1900万円(同27.8%減)、セグメント損失300万円(前年同期5700万円の損失)だった。コミックなどのストーリーやキャラクターを二次利用する権利を基にしたソーシャルゲームを開発した。「BADBOYS」や「花の慶次」を「GREE」や「Mobage」などで提供した。



■2015年3月期の見通し

2015年2月期の通期業績予想は、売上高80億1600万円(前期比44.6%増)、営業利益4億0300万円(同59.8%増)、経常利益4億0200万円(同76.1%増)、当期純利益2億1300万円(同21.0%増)を見込む。

 
株式会社メディアドゥ
https://mediado.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディアドゥ
設立
1996年4月
代表者
代表取締役社長CEO 藤田 恭嗣
決算期
2月
上場区分
東証プライム
証券コード
3678
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