ソニー<6758>は5月14日、2014年3月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比14%増の7兆7767億円、営業利益は88%減の264億円、税引前純利益は89%減の257億円、最終損益は1283億円の赤字と、増収減益となった。円安のほか、「プレイステーション4」やスマートフォンの販売好調で売上が増加。一方、PC(パソコン)事業の構造改革費用などが利益の圧迫要因となった。
ゲーム分野は増収・赤字転落。売上高は39%増の9792億円、営業損益は81億円の赤字(前の期は17億円の黒字)だった。PS4の好調と円安の好影響で売上高は増加したが、赤字に転落。PS4発売に伴う費用の増加や、Sony Online Entertainmentが提供する一部のPC向けゲームソフトウエアの評価減62億円を計上した。
コンテンツを手掛ける映画・音楽分野もそれぞれ増収増益と好調だった。
2015年3月期の業績予想も開示した。売上高は微増の7兆8000億円、営業利益は5.2倍の1400億円に改善する見通しだ。
今期から、ゲーム事業にネットワーク事業を統合し、「ゲーム&ネットワークサービス(G&NS」)分野に名称変更する。同事業はPS4の販売増やネットワーク売上増により、売上高は前期比17%増の1兆2200億円と増収となる計画だ。営業損益も、増収の影響やPS4発売費用の減少で、200億円の黒字に転換する見込み。
ゲーム分野は増収・赤字転落。売上高は39%増の9792億円、営業損益は81億円の赤字(前の期は17億円の黒字)だった。PS4の好調と円安の好影響で売上高は増加したが、赤字に転落。PS4発売に伴う費用の増加や、Sony Online Entertainmentが提供する一部のPC向けゲームソフトウエアの評価減62億円を計上した。
コンテンツを手掛ける映画・音楽分野もそれぞれ増収増益と好調だった。
2015年3月期の業績予想も開示した。売上高は微増の7兆8000億円、営業利益は5.2倍の1400億円に改善する見通しだ。
今期から、ゲーム事業にネットワーク事業を統合し、「ゲーム&ネットワークサービス(G&NS」)分野に名称変更する。同事業はPS4の販売増やネットワーク売上増により、売上高は前期比17%増の1兆2200億円と増収となる計画だ。営業損益も、増収の影響やPS4発売費用の減少で、200億円の黒字に転換する見込み。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758