日本一ソフト、14年3月期は営業利益は5億8000万円、黒字転換に成功…パッケージソフトやオンラインコンテンツ好調で

日本一ソフトウェア<3851>は、この日(5月15日)、2014年3月期の連結決算を発表し、売上高36億6900万円(前期比45.0%増)、営業利益5億8000万円(前期1億8100万円の赤字)、経常利益6億0700万円(同1億6800万円の赤字)、当期純利益4億8100万円(同2億1500万円の赤字)だった。
 

オンライン事業が好調に推移したことに加え、パッケージ事業も大幅な増収・黒字転換したことが主な要因だった。セグメント別の状況は以下のとおり。

(1)パッケージ事業は、売上高26億9700万円(前期比40.5%増)、営業利益3億4600万円(同1億1000万円の赤字)だった。『魔界戦記ディスガイア3 Return PlayStation Vita the Best』や『Z/X 絶界の聖戦』、『魔女と百騎兵』、『アルカディアスの戦姫』、『クリミナルガールズ INVITATION』、『魔界戦記ディスガイア4 Return』などを発売した。

(2)オンライン事業は、売上高7億0400万円(同81.0%増)、営業利益3億7900万円(同168.8%増)だった。『ディスガイア魔界コレクション』をGREE、ヤマダゲーム、Mobageで配信したほか、Android向けゲームアプリ『ディスガイア レギオンバトル』の配信も行った。また、PlayStation Networkを通じて追加ダウンロードコンテンツやカスタムテーマなども配信も行った。

(3)ライセンス事業は、売上高1億2100万円(同50.2%増)、営業利益9900万円(同64.6%増)だった。ドリコムとの共同事業として制作した『ビックリマン』の配信を行った。



■2015年3月期は減収減益の見通し

2015年3月期は、売上高28億5800万円(前期比22.1%減)、営業利益1億5200万円(同73.7%減)、経常利益1億5100万円(同75.0%減)、当期純利益1億4500万円(同69.7%減)を見込む。
 
株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高53億3900万円、営業利益4億100万円、経常利益8億4200万円、最終利益5億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
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