2014年5月10日~5月16日の「Social Game Info」では、合計262本の記事を掲載した。第1位は、ミクシィの『モンスターストライク』がApp Store売上ランキングで『パズル&ドラゴンズ』を抜いて首位に立ったことを報じた記事だった。今回の件に関しては、簡単に整理してみると、『モンスターストライク』自身の成長に加えて、以下の要因が重なったものと見ている。
(1)『パズル&ドラゴンズ』では恒例の「ゴッドフェス」を控え、「買い控え」のような状況になったこと
(2)『モンスターストライク』ではガチャイベント「獣神祭」を開始し、売り上げが伸びたこと
また実は『モンスターストライク』については、英語のレビューが目立つようになったため、台湾を中心とする中華圏のユーザーが増えたことも一因ではないかと一瞬考えた。5月14日から台湾でAndroid版から配信を開始したが、iOSのユーザーはまだ遊べない。このため、台湾のiOSユーザーが日本のアカウントを取得してプレイし、課金もしたのではないか、と。アカウント取得の手間を考えると、そうしたユーザーが一定数存在するにしても、売上ランキングに大きな影響力を持つとは考えづらい。
その後、「ゴッドフェス」で売り上げを回復した『パズル&ドラゴンズ』が翌5月16日の午後、再び首位の座を取り戻したといったところだろう。これまで数時間程度、首位の座を譲ることがあったが、今回のように24時間以上(AppAnnieによると26時間)にわたることは珍しく、『モンスターストライク』というタイトルの人気とともに、その潜在能力の高さを示す事例であったといえる。
このほか、決算関係の記事も上位に入った。KLabの業績予想の修正が2位に、第4位にはミクシィの決算説明会レポート、第5位にはグリーの決算説明会レポート、8位にはDeNAの決算説明会レポートなどが入った。決算説明会のレポートは、昨年秋から取り組み始めているが、かなりの長文となるため、受け入れてもらえるのか心配な部分があったのだが、読んでいただいている方が多いようで安心している。次週も少しだけ続くことになるが、対象となる企業を増やして今後も継続していきたい。引き続きSocial Game Infoをご愛顧のほど、よろしくお願い致します。(編集長)
(1)『パズル&ドラゴンズ』では恒例の「ゴッドフェス」を控え、「買い控え」のような状況になったこと
(2)『モンスターストライク』ではガチャイベント「獣神祭」を開始し、売り上げが伸びたこと
また実は『モンスターストライク』については、英語のレビューが目立つようになったため、台湾を中心とする中華圏のユーザーが増えたことも一因ではないかと一瞬考えた。5月14日から台湾でAndroid版から配信を開始したが、iOSのユーザーはまだ遊べない。このため、台湾のiOSユーザーが日本のアカウントを取得してプレイし、課金もしたのではないか、と。アカウント取得の手間を考えると、そうしたユーザーが一定数存在するにしても、売上ランキングに大きな影響力を持つとは考えづらい。
その後、「ゴッドフェス」で売り上げを回復した『パズル&ドラゴンズ』が翌5月16日の午後、再び首位の座を取り戻したといったところだろう。これまで数時間程度、首位の座を譲ることがあったが、今回のように24時間以上(AppAnnieによると26時間)にわたることは珍しく、『モンスターストライク』というタイトルの人気とともに、その潜在能力の高さを示す事例であったといえる。
【『モンスターストライク』の売上ランキングの推移(時間単位)】
【『パズル&ドラゴンズ』の売上ランキングの推移(時間単位)】
出所:AppAnnie【『パズル&ドラゴンズ』の売上ランキングの推移(時間単位)】
このほか、決算関係の記事も上位に入った。KLabの業績予想の修正が2位に、第4位にはミクシィの決算説明会レポート、第5位にはグリーの決算説明会レポート、8位にはDeNAの決算説明会レポートなどが入った。決算説明会のレポートは、昨年秋から取り組み始めているが、かなりの長文となるため、受け入れてもらえるのか心配な部分があったのだが、読んでいただいている方が多いようで安心している。次週も少しだけ続くことになるが、対象となる企業を増やして今後も継続していきたい。引き続きSocial Game Infoをご愛顧のほど、よろしくお願い致します。(編集長)