OpenFeint、Android向けアイテム課金開発ツール「OFX」β版の提供開始

グリー<3632>は、本日(5月16日)、OpenFeintが、iOS向けに加えて、Androidの「In-app Billing」にも対応したアイテム課金を実装するための開発ツール「OFX」を開発し、そのβ版を提供する、と発表した。β版は登録のあった一部のゲームデベロッパーに配布される予定。 「OFX for Android」は、Googleが提供するAndroid向けアプリ内課金システム「In-app Billing」を活用するアプリがより高い収益が生み出せるようにするものだ。 デベロッパーは、これを活用することで、仮想通貨や仮想アイテムの販売、売上管理、リアルタイムの効果分析などアプリ内でのアイテム課金に必要な仕組みを容易に実装することができるという。 携帯電話決済をはじめとするその他の課金システムは、アップデート時に提供する予定。OpenFeintでは、現在、アイテム課金型のゲームを開発・提供する、β版に参加希望のデベロッパーを募集しているとのこと。 なお、OpenFeint社 CEO ジェイソン・シトロン氏は、「『In-app Billing』は、クレジットカードのような決済手段を提供しているシステムであり、それを有効活用するには仮想通貨や仮想アイテムを販売する仕組みが必要です。『OFX for Android』は、その仕組みを全てのデベロッパーが構築し、DAU(Daily Active Users)が何百万に達したときでも安定して運用できる拡張性を提供します」とコメントしている。