ポールトゥウィン・ピットクルーHD、第1四半期は増収減益…ネイティブアプリのデバッグやローカライズ受注増加も先行費用発生で

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>は、この日(6月6日)、第1四半期(2014年2~4月期)の連結決算を発表し、売上高35億1000万円(前年同期比8.0%増)、営業利益4億9500万円(同2.5%減)、経常利益4億9400万円(同13.8%減)、四半期純利益2億6300万円(同19.3%減)だった。

 


同社では、ゲームビジネスのグローバル化により、国内+海外6ヵ国9拠点の連携によるローカライズやデバッグ、ユーザーサポートのニーズが増加したことにより、売り上げが伸びたものの、人件費や拠点増加による費用増が収益を圧迫したことが主な要因。さらに営業外収益の為替差益がなくなり、為替差損が発生した。なお、海外営業力の強化を図った結果、デバッグ・検証事業に関しては海外売上高が20%を超えたという。

 


セグメント別の状況は以下のとおり。

■デバッグ・検証事業が売上高26億5800万円(同6.0%増)、営業利益4億8000万円(同3.5%増)だった。従来のWebブラウザを経由して遊ぶソーシャルゲームに加えて、ネイティブアプリが急速に増加した。特にネイティブアプリはゲーム専用機並に高画質でゲーム内容も複雑になっており、1タイトル当たりのデバッグ規模拡大やタイトル数の増加とも相まって、モバイルコンテンツ向けデバッグ業務の受注が堅調に推移したという。

家庭用ゲームソフトでは、ニンテンドー3DSやPS3用タイトルを中心に受注しつつ、PS4用タイトルの受注も徐々に増加しているとのこと。アミューズメント機器向けデバッグは、開発メーカー各社が演出性を高めた新機種の開発意欲が引き続き旺盛で、安定して受注が推移した。日系モバイルゲームメーカーのグローバル展開に伴う多言語ユーザーサポートの商談、受注も増加しているという。


■ネット看視事業が売上高8億3000万円(同13.9%増)、営業利益4200万円(同14.1%減)だった。ネット企業各社がEC市場における事業展開を活発化させていることから、ネットショッピングサイトやネットオークションサイトにおける出品物チェック業務、薬事法や景品表示法等に基づく広告審査業務、代金や商品到着等に関するエンドユーザーからの問い合わせ対応業務等の需要が増加した。

 



■2015年1月期の見通し

2015年1月期は、売上高149億6100万円(前期比7.8%増)、営業利益21億8300万円(同1.8%増)、経常利益21億8600万円(同4.5%減)、当期純利益12億1100万円(同0.5%増)を見込む。

 
ポールトゥウィンホールディングス株式会社
https://www.phd.inc/

会社情報

会社名
ポールトゥウィンホールディングス株式会社
設立
2009年2月
代表者
代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
決算期
1月
直近業績
売上高469億8000万円、営業利益4億400万円、経常利益5億900万円、最終損益19億6700万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3657
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