東京証券取引所は6月10日、イグニスの東証マザーズ上場を承認したと発表した。スマートフォンやタブレット端末向けのネイティブアプリサービスやゲーム事業を手掛け、パンダキャラ「だーぱん」を用いたカジュアルゲームや、ソーシャルゲーム『メルティメイデン2』などを提供している。証券コードは「3689」とな る。上場予定日は7月15日で、上場に伴い46万株を新規に発行するほか、銭錕社長など7株主が計73万3000株を売り出す。上場時の発行済み株式数は586万株になる予定だ。
2013年9月期の売上高は8.74億円、経常利益は3.07億円、純利益は2億円だった。その前の2期は単独決算で、いずれも赤字だった。2013年9月期時点の従業員は33名（2014年5月末時点では69名）。
以下、上場に伴い提出された資料から業績に関する数値を抜粋した。単独決算の数値で、一番右端の第4期の数値のみ連結となる。
2010年5月に設立し、アプリ事業を開始。2013年12月にフリークアウト（関連記事）と合弁事業会社M.T.Burn（現関連会社）を設立、2014年2月にはソーシャルゲームの開発・運営を目的としてスタジオキング（現連結子会社）を設立した。
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