クルーズ、第1四半期の営業益はQonQで51%減の4.69億円に…ソーシャルゲームの減少と広告宣伝費、開発費などが収益を圧迫 「IS」のゲームアプリも開発中

クルーズ<2138>は、本日(8月8日)、第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表し、売上高54億8600万円(前四半期比4.2%増)、営業利益4億6900万円(同51.8%減)、経常利益4億7800万円(50.9%減)、四半期純利益3億2300万円(同53.3%減)だった。

 


ファストファッション通販サイト「SHOPLIST.com」が7月の単月取扱高が9億円を突破するなど売り上げを伸ばしたものの、ソーシャルゲームでブラウザゲームの売り上げが減少したことが主な要因。第1四半期に大規模プロモーションを実施したことや、ネイティブアプリの売り上げが伸びず、開発費の償却をカバーできなかったことも影響した模様だ。

 


なお、同社では、現在、新作ネイティブゲームの開発に注力しており、労務費は8.8%増の7億2300万円、外注費は30.3%増の4億0400万円にそれぞれ伸びた。新作ネイティブゲーム「Breakin’Grounds」と「インフィニット・ストラトス(IS)」を題材にしたゲームアプリを提供することも明らかにした。

 


また、前年同期比では、売上高が6.8%減、営業利益が68.7%減、経常利益が67.7%減、四半期純利益が62.6%減となる。



■2015年3月期の見通し

2015年3月期は、現時点で合理的な業績予想の算定ができないため、非開示としている。
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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