スクウェア・エニックスと、盛大遊戯(シャンダゲームズ)グループのActoz Softは、9月16日、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』の韓国における独占販売権をアクトズソフトに許諾することで合意したと発泡した。韓国におけるサービスは、アクトズソフトにより2015年に運営を開始する予定。
今回提供が決定した「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」は、韓国でも高い知名度を誇る「ファイナルファンタジー」シリーズの最新作で、同シリーズのオンラインゲームとしては初めての韓国展開となる。Windows®PC向けに提供し、また、日本・北米・欧州・中国本土とは別のサーバー、独立したサービスとして運用される予定。
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」は、2013年8月に日本・北米・欧州で運営を開始し、これまで中国版を除くグローバル版(日本・北米・欧州)の累計アカウント登録数は250万を突破した。また、シャンダゲームズとの協業により中国本土でのオープンベータサービスを8月25日から開始するなど、新たな地域展開を推進しているという。
近年、「ファイナルファンタジー」シリーズでは、「ファイナルファンタジーXIII」シリーズや「ファイナルファンタジーX/X-2 HD Remaster」の韓国語版を発売したほか、同シリーズのスマートフォン向けゲームの韓国語版をリリースするなど、韓国市場に向けた本格的な展開に取り組み、韓国のファンから高い評価を得ているとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)