【TGS2014】ネイティブ作品も増えて高まるデベロッパー色…趣向を凝らした展示物や新作『PROJECT TIAMAT』も出展したグリーブースを取材


2014年9月18日~21日に、千葉県・幕張メッセで「東京ゲームショウ2014」(以下、TGS 2014)が開催。本稿では、今回で4回目の出展となるグリー<3632>ブースの模様をお届け。

今回同社は、シリーズ最新作『ガンダムスピリッツ』をはじめ、計20ものゲームタイトルを出展した。様々なジャンルのゲームが試遊体験できたほか、TGS史上初のボーカロイドコンパニオンとして「GREE GIRL GUMI」(グリーガールグミ)が起用された。

GUMIは、グリーブースのメインステージ巨大スクリーンにて、専用コスチュームを身にまとい映像越しに来場者へ挨拶するなど、ブース全体を盛り上げていた。また、グリーブースのテーマソング「夢地図2014~GREE GIRL GUMI Edition~」も新たに作成し、ステージ上で複数回にわたって披露。

この楽曲はボーカロイドを使用したオリジナル楽曲を制作するプロデューサー40mP(ヨンジュウメートルピー)氏が2011年に発表した同名曲「夢地図」をグリーブースのテーマソングとして特別にアレンジしたもの。「GREE GIRL GUMI」の「夢地図2014~GREE GIRL GUMI Edition~」にあわせた振り付け動画も「グリー TGS2014特設サイト」及び下部のYouTube GREE Channelにて公開中だ。
 


今回のグリーブースでは、ブラウザとネイティブ作品が住み分けされた印象を感じた。この1年で『クロスサマナー』や『消滅都市』『天と大地と女神の魔法』など多数のネイティブアプリでヒットを飛ばしてきた同社は、クオリティの高さと遊びやすさを追求したゲームを、来場者に向けて訴求しているように伺えたのだ。そういう意味では、今年のグリーはプラットフォーマーというより、デベロッパーとしての魅力を打ち出した内容であろう。

また、『消滅都市』の展示物にはゲーム中に登場するスクーターが展示されたり、大画面のスマートフォンでTGS用の書き下ろしシナリオを限定クエストとして遊べたりと力を入れていた。
 

▼『天と大地と女神の魔法』のコンパニオン


 

▼『消滅都市』のコンパニオン

 
  

さて、今回グリーは初の試みとして会場内に「グリーミュージアム」を設けた。ここでは、「ソーシャルゲームができるまでエリア」と称した実際の開発現場の様子が垣間みれる展示物が並んだ。恐らくプランナーが使用したのであろう書籍や筆記用具、そして完成した企画書が展示されていたほか、デザイナーによる貴重なキャラクターラフデザインも展示。

そのほか画面構成や機能、楽しみ方などのゲームイメージを記した資料、またリリース計画表といったモックアップ(テスト版)を制作する工程までも記載されていた。テキストによると、モックアップを迅速に制作して、トライ&エラーを続ける努力こそが、他者にはないグリー独自のポイントとのことだ。
 
 

▼『探検ドリランド』テレビCMで使われた衣装

 
さらに「グリーミュージアム」のひとつとして、ソーシャルゲーム『聖戦ケルベロス』の巨大カードをバックに写真撮影ができるコーナーも設置されていた。

大剣や弓など、ゲーム中に登場する多彩な武器を手にして“それっぽいポージング”を決めれば、あら不思議、『聖戦ケルベロス』の登場キャラクターの仲間入りに。写真はお姉さんも写っていることで、レア度はRぐらいを想定。
 

 
▼『アイドルマスター ミリオンライブ!』の展示物


そして、今冬に「GREE」で提供予定の新作『PROJECT TIAMAT(プロジェクト ティアマト)』も映像出展されていた。映像は、物語や世界観を説明する意味深なナレーションと共に、アニメーションが流れるというもの。TGS開催と同時にグリーの公式YouTubeチャンネルでもアップされたので下部でチェック。
 




そのほか、グリーのゲーム制作責任者やパートナー企業とのトークセッションステージや、新情報を盛り込んだ公開ステージのほか、『アイドルマスター ミリオンライブ!』の人気声優イベントなどを実施。こちらは別途記事でお伝えしていこう。

また、ブース内ではポイントラリーを実施し、試遊台でゲームを体験するなどしてポイントを集めると、スマートフォン用タッチペン、デジタルフォトフレームなどグリーTGSオリジナルグッズがもらえる施策も展開。グリーブースでうちわを受け取って、GREEゲームを試遊するたびに、うちわのQRコードでポイントがチャージされて、5ポイント以上でスペシャルグッズが当たる。さらに今年は、試遊したら必ずもらえるチャームのお土産もあり。


■「グリー 東京ゲームショウ2014特設サイト」
 

特設サイト


 
グリー株式会社
http://www.gree.co.jp/

会社情報

会社名
グリー株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高567億6600万円、営業利益53億7800万円、経常利益110億9800万円、最終利益135億2600万円(2021年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
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