メディアドゥ、第2四半期は営業益5割増の1.61億円に…電子書籍事業が好調で、ゲーム事業は減収も黒字転換

メディアドゥ<3678>は、10月6日、第2四半期累計（14年3月～8月期）の決算を発表し、売上高36億2300万円（前年同期比41.8％増）、営業利益1億6100万円（同50.5％増）、経常利益1億6100万円（同53.1％増）、四半期純利益9000万円（同26.7％増）だった。

 

主力の電子書籍事業が好調に推移したことが主な要因だった。セグメント別の業績は以下のとおり。

■電子書籍事業は、売上高31億6600万円（同51.6％増）、セグメント利益1億3600万円（同58.5％増）だった。新規アライアンス先の開拓、既存取引先書店のためのコンテンツ獲得及びプロモーション支援などを行った。

■音楽・映像事業は、売上高2億4600万円（同13.7％減）、セグメント利益2200万千円（同13.8％減）だった。音楽・映像事業については、スマートフォン向け音楽配信サイトの会員は増加したが、フィーチャーフォン向け各サービスの利用会員は減少した。

■ゲーム事業は、売上高8100万円（同34.1％減）、セグメント利益200万円（同期300万円の赤字）だった。「dゲーム」プラットフォームに提供しているタイトルの売上は順調に推移しているが、その他のSNSプラットフォームに提供しているタイトルの売り上げは減少した。



■2015年2月期の見通し

2015年2月期は、売上高80億1600万円（前期比44.6％増）、営業利益4億0300万円（同59.8％増）、経常利益4億0200万円（同76.1％増）、当期純利益2億1300万円（同21.0％増）を見込む。