【ゲーム株概況(10/9)】『モンハン4G』の発売間近のカプコンが高い 個人投資家の多いスマホ関連の下げが目立つ

東京株式市場では、日経平均株価は3日続落。前日比117.05円安の1万5478.93円で取引を終えた。1万5500円の節目を割り込んだ。45日ルールなど海外勢を中心とする実需売りが出やすい時期であるうえ、SQを控えたポジション調整や決算シーズン前で手がかり材料に乏しく投資マインドの低下が見られるという。また新興市場などでは、信用取引で追証が発生している個人投資家もいたとみられる。ネット関連株やゲーム関連株の下げがきつい。

KLab<3656>、クルーズ<2138>、日本ファルコム<3723>、ボルテージ<3639>などが大きく下げる一方で、大手ゲーム会社やグリー、DeNA、ネクソンなどの株価の底堅さも目立った。『モンスターハンター4G』の発売を控えるカプコン<9697>が高く、コナミ<9766>や任天堂<7844>、スクウェア・エニックスHD<9684>、バンダイナムコホールディングス<7832>、セガサミーHD<6460>などの下げは軽微だった。


■関連銘柄一覧
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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