ヤフー、第2四半期は増収・営業減益…YDNなどの売上が伸びるも原価やコマースの販促費などが負担に

ヤフー<4689>は、10月29日、第2四半期累計(4~9月期)の連結決算(IFRS)を発表し、売上高2032億円(前年同期比2.6%増)、営業利益947億円(同4.1%減)、四半期純利益666億円(同2.1%増)だったと発表した。

 


同社では、2013年10月に開始したeコマースの新戦略による減収要因があったものの、「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」等の売上増加が寄与し、増収となった。

営業減益となったが、これは「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」などの売上拡大などに伴い原価の増加に加え、eコマースの利用促進を目的とした販売促進費の投入、情報提供料や業務委託費が増加したことによる。ただ、営業外収益や持分法による投資利益が計上されたことにより、最終利益はプラスとなった。

なお、セグメント別の売上高・営業利益は以下のとおり。
 

第3四半期累計(4~12月期)は、売上高3059~3079億円(前年同期比1.7~2.4%増)、営業利益1399~1420億円(同5.8%減~4.4%減)となる見通し。
 
ヤフー株式会社
http://docs.yahoo.co.jp/

会社情報

会社名
ヤフー株式会社
設立
2019年10月
代表者
代表取締役社長 小澤 隆生
決算期
3月
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