東映アニメ<4816>は、本日(10月30日)、2015年3月期第2四半期(4~9月)累計の連結業績を発表、売上高は143億7300万円(前年同期比9.7%減)、営業利益19億1100万円(同4.9%増)、経常利益21億600万円(同2.3%増)、四半期純利益13億6000万円(同5.7%増)となった。28日に発表された業績予想の修正通りの着地で、中国向けを中心とした「ワンピース」をはじめとする複数作品のアプリゲームの許諾や、海外向けの映像配信許諾が予想を上回って好調に推移したことで、減収ながら各利益項目は従来の減益予想から一転増益に転じている。
■テレビアニメ部門、海外部門が増収に
セグメント別に見てみると、映像製作・販売事業は、国内は劇場アニメが前年度の「キャプテンハーロック」の製作収入や「ドラゴンボールZ 神と神」ヒットの反動で大幅な減収となったものの、テレビアニメ部門は新作の本数増加で大幅増収を達成。パッケージソフト部門は前年同期の映画「ワンピースフィルムZ」や「ドラゴンボール」シリーズのブルーレイ・DVDに相当する作品がなく大幅な減収となった。
一方、海外部門は、複数作品の中国向けの大口映像配信権の販売や、北米向けの「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」の映像配信権・ビデオ化権の販売が好調に推移、大幅な増収を計上している。
また、版権事業においても海外部門「ワンピース」や「ドラゴンボール」シリーズをはじめとする複数作品の中国向けアプリゲームの契約により、大幅な増収を達成。国内部門で前年度計上した遊技機の大口契約の反動減による減収の影響を緩和させている。
■通期予想は上方修正を発表済み
なお、2015年3月期通期の予想については、28日に業績予想の上方修正を発表(関連記事)しており、売上高270億円(従来予想260億円)、営業利益32億円(同24億円)、経常利益35億円(同27億円)、当期純利益23億円(同17億円)としている。
■テレビアニメ部門、海外部門が増収に
セグメント別に見てみると、映像製作・販売事業は、国内は劇場アニメが前年度の「キャプテンハーロック」の製作収入や「ドラゴンボールZ 神と神」ヒットの反動で大幅な減収となったものの、テレビアニメ部門は新作の本数増加で大幅増収を達成。パッケージソフト部門は前年同期の映画「ワンピースフィルムZ」や「ドラゴンボール」シリーズのブルーレイ・DVDに相当する作品がなく大幅な減収となった。
一方、海外部門は、複数作品の中国向けの大口映像配信権の販売や、北米向けの「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」の映像配信権・ビデオ化権の販売が好調に推移、大幅な増収を計上している。
また、版権事業においても海外部門「ワンピース」や「ドラゴンボール」シリーズをはじめとする複数作品の中国向けアプリゲームの契約により、大幅な増収を達成。国内部門で前年度計上した遊技機の大口契約の反動減による減収の影響を緩和させている。
■通期予想は上方修正を発表済み
なお、2015年3月期通期の予想については、28日に業績予想の上方修正を発表(関連記事)しており、売上高270億円(従来予想260億円)、営業利益32億円(同24億円)、経常利益35億円(同27億円)、当期純利益23億円(同17億円)としている。
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816