アドウェイズ、第2四半期は大幅な増収増益達成 国内スマホ向け広告が前年同期比52%増

アドウェイズ<2489>は、本日(10月31日)、2015年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績を発表、売上高175億2600万円(前年同期比20.9%増)、営業利益5億9400万円(同96.1%増)、経常利益6億3200万円(同2.4倍)、四半期純利益3億8500万円(同58.0%増)と大幅な増収増益となった。国内および海外の広告事業が順調に売り上げを伸ばしており、その増加が人件費や販売管理費などの増加を吸収した。
 

■スマホ向け広告が前年同期比52%増
セグメント別に見ると、広告事業は前年同期比18.0%の増収となっており、さらにその内訳ではスマートフォン向け広告が同52.6%増と大きく伸びている。半面、フィーチャーフォン向けは同68.0%減となっており、スマホシフトが鮮明に見える状況だ。なお、モバイル向け広告合計では同25.8%の増収、PC向け広告も同6.6%の増収となっている。

一方、アプリ・メディア事業は前年同期比16.4%減と減収で着地。ただ、内訳を見ると、アプリ事業は同9.2%増と増収を達成しており、メディア事業の同34.7%減を吸収しきれずにトータルで減収になっている。

■海外事業は黒字転換を達成
海外事業については、同80.4%増と大幅な増収を達成。各国における現地企業や外国企業へのスマートフォン向け広告出稿の営業を強化したことにより、台湾子会社および韓国子会社において、スマートフォン広告の売上高が大幅に伸張し、セグメント利益も黒字転換を果たしている。

また、第2四半期期間(2014年7~9月)の実績では、売上高が86億9500万円、営業利益が3億6100万円。直前期である第1四半期(2014年4~6月)との比較では1.5%の減収、54.9%の営業増益ということになる。

なお、2015年3月期通期の予想については、売上高370億円(前期比17.4%増)、営業利益は10億円(同18.0%増)、経常利益10億円(同18.9%増)、当期純利益4億8000万円(前期比13.0%減)を見込む。当期純利益は、本店移転にかかる特別損失を計上する見込みであることや、2014年3月期は投資有価証券の売却による特別利益を計上したことが影響している。
 
株式会社アドウェイズ
http://www.adways.net/

会社情報

会社名
株式会社アドウェイズ
設立
2001年2月
代表者
代表取締役社長 山田 翔
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2489
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