ネプロジャパン、ドコモ系販社を売却、50億円の売却益…モバイルゲームと人材コンサルティング事業に資源投入、モバイル&ゲームスタジオの活躍に期待
ネプロジャパン<9421>は、本日(11月5日)、携帯電話の販売代理店を展開するビックカメラ系のラネットに、携帯電話販売代理店を展開する子会社を12月1日付で売却すると発表した。売却されるのは、ドコモショップの運営などを行う、ネプロモバイル関東、ネプロモバイル東海、ネプロモバイル関西の3社で、総額55億0100万円で売却する。特別利益として50億円を計上する予定。
今回、事業売却を行ったが、同社は今後、モバイルゲーム事業と人材コンサルティング事業に売却資金を充てて、M&Aや企業提携などを通じて事業拡大を目指していく方針だ。売却資金の各事業への投入規模は、借入金の一部返済を実施した上で残る約4分の1をモバイルゲーム事業に、約4分の1を人材コンサルティング事業などその他事業に、残りを手元資金として確保するとのこと。
第2四半期(4-9月期)の決算は、営業利益6300万円と前年同期の5100万円の赤字から黒字転換に成功したものの、格安スマホと言われるMVNO 市場の成長や販売チャネルの多様化により競争環境は一層厳しくなっており、ドコモショップ運営事業を売却して残る事業の強化を行うとともに事業ポートフォリオの組み換えを行い、将来的成長が見込まれる事業分野の強化を目指すことにしたという。
なお、ご存じの方も多いかと思うが、ネプロジャパンのモバイルゲームの中核は、モバイル&ゲームスタジオが担っている。『ドルアーガの塔』や『ゼビウス』、『イシターの復活』、『カイの冒険』など数々の有名ゲームを手がけた遠藤 雅伸 氏が相談役となっている。
今後、モバイルゲームに関しては、開発体制のさらなる強化と技術レベルの向上、企業提携・買収なども織り交ぜて、開発会社としての業界地位を引き上げていく。そして、豊富なキャッシュポジションを生かし、自社コンテンツの企画への取り組みや海外展開なども検討していくという。同社のいっそうの活躍を期待したい。
今回、事業売却を行ったが、同社は今後、モバイルゲーム事業と人材コンサルティング事業に売却資金を充てて、M&Aや企業提携などを通じて事業拡大を目指していく方針だ。売却資金の各事業への投入規模は、借入金の一部返済を実施した上で残る約4分の1をモバイルゲーム事業に、約4分の1を人材コンサルティング事業などその他事業に、残りを手元資金として確保するとのこと。
第2四半期(4-9月期)の決算は、営業利益6300万円と前年同期の5100万円の赤字から黒字転換に成功したものの、格安スマホと言われるMVNO 市場の成長や販売チャネルの多様化により競争環境は一層厳しくなっており、ドコモショップ運営事業を売却して残る事業の強化を行うとともに事業ポートフォリオの組み換えを行い、将来的成長が見込まれる事業分野の強化を目指すことにしたという。
なお、ご存じの方も多いかと思うが、ネプロジャパンのモバイルゲームの中核は、モバイル&ゲームスタジオが担っている。『ドルアーガの塔』や『ゼビウス』、『イシターの復活』、『カイの冒険』など数々の有名ゲームを手がけた遠藤 雅伸 氏が相談役となっている。
今後、モバイルゲームに関しては、開発体制のさらなる強化と技術レベルの向上、企業提携・買収なども織り交ぜて、開発会社としての業界地位を引き上げていく。そして、豊富なキャッシュポジションを生かし、自社コンテンツの企画への取り組みや海外展開なども検討していくという。同社のいっそうの活躍を期待したい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421