バンダイナムコHD、第2四半期業績は予想を上回る増収増益に トイホビー事業の国内「妖怪ウォッチ」商品が人気化 コンテンツ事業も伸びる
バンダイナムコホールディングス<7832>は、2015年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績を発表、売上高は2593億3300万円(前年同期比13.5%増)、営業利益318億7500万円(同20.8%増)、経常利益333億8900万円(同16.9%増)、四半期純利益212億7200万円(同8.5%増)と増収増益を達成した。また、売上高は従来予想を1.7%、営業利益は同27.5%、経常利益は同33.6%、四半期純利益は33.0%上回って着地している。
国内トイホビー事業が新規IPの「妖怪ウォッチ」関連商品の人気化など好調に推移。加えて、コンテンツ事業もソーシャルゲームやスマートフォン向けアプリゲームの主力タイトルが安定的に推移したほか、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』『ONE PIECE トレジャークルーズ』などの新規タイトルが好調だった。さらに「ラブライブ!」や「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」など映像音楽コンテンツも好調に推移したことで、業績が予想を上回る結果となった。
■国内で「妖怪ウォッチ」商品が人気
セグメント別に見ると、トイホビー事業は、国内で「妖怪ウォッチ」商品が人気となったほか、「機動戦士ガンダム」や「仮面ライダー鎧武/ガイム」「烈車戦隊トッキュウジャー」などの定番IP、女児向けIP「アイカツ!」などの商品が好調に推移。海外では、欧米地域で「Power Rangers(パワーレンジャー)」シリーズの商品が堅調に推移し、アジア地域では、日本と連動した展開により、玩具やプラモデル、大人向けのコレクション性の高い玩具などが人気となった。その結果、トイホビー事業の売上高は1063億6600万円(前年同期比31.7%増)、セグメント利益は97億2100万円(同78.9%増)となっている。
■『ジョジョの奇妙な冒険SS』と『ONE PIECE トレジャークルーズ』が好調
また、コンテンツ事業は、国内で、主力タイトルが安定的に推移するとともに、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』『ONE PIECE トレジャークルーズ』などのアプリゲームの新規タイトルが好調に推移。映像コンテンツと音楽コンテンツの連動展開しているIP「ラブライブ!」や「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode7 「虹の彼方に」」などの映像音楽コンテンツも業績に貢献した。さらに、海外は、欧米で前連結会計年度に発売したゲームソフト「DARK SOULS(ダークソウル)Ⅱ」がPC版を中心に好調に推移し、コンテンツ事業の売上高は1304億400百万円(同6.0%増)、セグメント利益は221億400万円(同1.6%増)となった。
一方、アミューズメント施設事業は、国内既存店売上高が前年同期比90.5%と前年実績を下回ったことなどで、売上高は279億3300万円(同4.4%減)、セグメント損益1億6100万円の赤字(前年同期は1億4600万円の赤字)。その他事業は売上高134億8700万円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益9億2800万円(同6.8%増)となっている
なお、2015年3月期通期の予想についても予想の上方修正が実施されており、売上高5200億円(前期比2.4%増)、営業利益500億円(同11.9%増)、経常利益520億円(9.6%増)、当期純利益300億円(同19.7%増)の見込み。
【追記】
バンダイナムコホールディングス全体と、ゲームを中心とするコンテンツ事業の四半期売上高・営業利益を追加した。
国内トイホビー事業が新規IPの「妖怪ウォッチ」関連商品の人気化など好調に推移。加えて、コンテンツ事業もソーシャルゲームやスマートフォン向けアプリゲームの主力タイトルが安定的に推移したほか、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』『ONE PIECE トレジャークルーズ』などの新規タイトルが好調だった。さらに「ラブライブ!」や「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」など映像音楽コンテンツも好調に推移したことで、業績が予想を上回る結果となった。
■国内で「妖怪ウォッチ」商品が人気
セグメント別に見ると、トイホビー事業は、国内で「妖怪ウォッチ」商品が人気となったほか、「機動戦士ガンダム」や「仮面ライダー鎧武/ガイム」「烈車戦隊トッキュウジャー」などの定番IP、女児向けIP「アイカツ!」などの商品が好調に推移。海外では、欧米地域で「Power Rangers(パワーレンジャー)」シリーズの商品が堅調に推移し、アジア地域では、日本と連動した展開により、玩具やプラモデル、大人向けのコレクション性の高い玩具などが人気となった。その結果、トイホビー事業の売上高は1063億6600万円(前年同期比31.7%増)、セグメント利益は97億2100万円(同78.9%増)となっている。
■『ジョジョの奇妙な冒険SS』と『ONE PIECE トレジャークルーズ』が好調
また、コンテンツ事業は、国内で、主力タイトルが安定的に推移するとともに、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』『ONE PIECE トレジャークルーズ』などのアプリゲームの新規タイトルが好調に推移。映像コンテンツと音楽コンテンツの連動展開しているIP「ラブライブ!」や「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode7 「虹の彼方に」」などの映像音楽コンテンツも業績に貢献した。さらに、海外は、欧米で前連結会計年度に発売したゲームソフト「DARK SOULS(ダークソウル)Ⅱ」がPC版を中心に好調に推移し、コンテンツ事業の売上高は1304億400百万円(同6.0%増)、セグメント利益は221億400万円(同1.6%増)となった。
一方、アミューズメント施設事業は、国内既存店売上高が前年同期比90.5%と前年実績を下回ったことなどで、売上高は279億3300万円(同4.4%減)、セグメント損益1億6100万円の赤字(前年同期は1億4600万円の赤字)。その他事業は売上高134億8700万円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益9億2800万円(同6.8%増)となっている
なお、2015年3月期通期の予想についても予想の上方修正が実施されており、売上高5200億円(前期比2.4%増)、営業利益500億円(同11.9%増)、経常利益520億円(9.6%増)、当期純利益300億円(同19.7%増)の見込み。
【追記】
バンダイナムコホールディングス全体と、ゲームを中心とするコンテンツ事業の四半期売上高・営業利益を追加した。
【バンダイナムコHDの四半期別売上高・営業利益の推移(億円)】
【コンテンツ事業の四半期別売上高・セグメント利益の推移(億円)】
【コンテンツ事業の四半期別売上高・セグメント利益の推移(億円)】
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832