ミクシィ、第2四半期は大幅黒字転換　売上高は前年同期比8.7倍、営業利益は3億9800万円の赤字→143億円の黒字に　

ミクシィ<2121>は、11月7日、2015年3月期第2四半期累計（4～9月）の連結業績を発表、売上高349億5400万円（前年同期比8.7倍）、営業利益143億5000万円（前年同期は営業損失3億9800万円）、経常利益143億4200万円（前年同期は経常損失525百万円）、四半期純利益90億8200万円（前年同期は四半期純損失1,352百万円）となった。事前の観測報道では、売上高350億円程度、営業利益140億円前後と報じられており、ほぼその数字に近い着地点となっている。
 
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セグメント別では、メディア・コンテンツ事業は、まさに『モンスターストライク』大ヒットの影響が顕著に出ている。メディア事業は前年同期比30％の減収となっているのに対し、コンテンツ事業は前年同期の0から一気に294億9700万円を計上している。その結果、売上高は前年同期比9.2倍の319億1400万円、セグメント利益は同25.4倍の151億4800万円と大化けした。

ライフイベント事業は、売上高28億9000万円（前年同期比6.4倍）、セグメント利益3億2700万円（同3.7％増）で着地。リサーチ事業や新規事業などその他は、売上高1億4800万円（前年同期比88.7％増）、セグメント損失2億3200万円（前年同期はセグメント損失2億2500万円）となった。

また、四半期別で見ても、第2四半期期間（7～9月）は売上高222億3600万円（第1四半期対比で74.8％増）、営業利益96億9600万円（同2.0倍）とその拡大ぶりは顕著だ。

なお、同社はこれまで未定としていた2015年3月期通期の予想も発表しており、売上高1000億円（前期比8.2倍）、営業利益450億円、経常利益450億円、当期純利益290億円を見込んでいる。