【ゲーム株概況（11/10）】DeNAが東証1部の値上がり率2位になるなど急騰　ミクシィは利益確定売りが優勢に

そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、前週末に決算を発表した銘柄の明暗が分かれている。「明」つまり、大きく買われたのは、東証1部の値上がり率第2位、売買代金も3位となったディー・エヌ・エー<2432>だ。同社は、第2四半期決算説明会（関連記事）の席上で『FFレコードキーパー』キーパーの月商が10億円を超えたことを明らかにしたほか、第2四半期がQonQで下げ止まりの兆候を示したことが高く評価されている。

また、クルーズ<2138>（関連記事）がS高したほか、グリー<3632>（関連記事）や日本一ソフトウェア<3851>（関連記事）も決算内容がポジティブに受け止められているようだ。

一方、ミクシィ<2121>は、売上高が前年同期比8.7倍になるなど、決算内容自体は良好だった（関連記事）ものの、事前の期待値が高かったことから利益確定売りが優勢な展開。モブキャスト<3664>（関連記事）も売り物に押される結果になった。

ほか、アクセルマーク<3624>は4日の決算発表を挟んで6日続伸。アクロディア<3823>は、第三者割当増資をにらんで動意づいていた経緯もあり、この日は急反落した。


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