KLab、第3四半期決算は大幅黒字転換 四半期ベースで過去最高業績を達成

KLab<3656>は、11月13日、2014年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結業績を発表、売上高は159億4000万円(前年同期比46.4%増)、営業利益18億9100万円(前年同期10億7800万円の赤字)、経常利益19億9900万円(同8億5000万円の赤字)、四半期純利益12億9000万円(同7億7000万円の赤字)と大幅黒字転換した。同社は、10日に業績予想の上方修正を発表済み(関連記事)で、その修正予想通りの着地となっている。
 

売上高の増加要因は、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」及び「天空のクラフトフリート」の売上が好調だったこと。売上原価は前四半期比で12.8%の増加、販売費及び一般管理費も14.4%の増加となったものの、これを完全に吸収。四半期ベースで売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益とも過去最高業績を達成している。

その四半期推移を数字で見てみると、売上高は前四半期比23.2%増の63億5500万円、営業利益は同99.2%増の11億9500万円、経常利益が118.7%増の12億9900万円、四半期純利益が47.8%増の7億3900万円とQonQでも大幅な増収増益を達成。なお、四半期純利益の伸び幅が小さくなっているのは、「かぶりん!」に係るソフトウエアの減損処理等を行い、特別損失9886万円を計上しているため。

なお、2014年12月期予想については、第4四半期期間(10~12月)の売上高は第3四半期と同額と想定、年末年始にTVCMを計画しており、広告宣伝費が10億円という前提としており、売上高219億4000万円、営業利益21億9100万円、経常利益22億9900万円、当期純利益15億1100万円の見込み(前期は決算期変更に伴う16ヶ月決算のため比較はなし)としている。
 
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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