GMOアドパートナーズ、2015年1月1日を目処に持株会社体制に移行 インターネット広告事業は新子会社に承継へ

GMOアドパートナーズ<4784>は、11月17日、2015年1月1日を目処に持株会社体制に移行することを発表した。また、この移行に伴い、インターネット広告事業を会社分割(簡易吸収分割)により、完全子会社として設立するGMOアドマーケティング株式会社に承継させることなども併せて発表している。

持株会社体制への移行の目的は、グループ経営機能の強化と、各事業会社の自律的経営による成長だ。グループ経営機能の強化については、持株会社がグループ経営戦略の立案機能の強化、経営資源の配分最適化、グループ各社間における調整機能と共通機能の集約保有などを担い、自律的に成長を追求する各事業会社を支援し、連結グループ全体の企業価値向上を目指していく。

一方、各事業会社の自律的経営による成長は、各事業会社が事業に関する権限と責任のもとで、環境変化に迅速に対応した意思決定を行い、持株会社の支援を活用しつつ、各社の事業領域において成長機会を追求する業務執行体制を目指し、グループ収益の最大化を図っていくという。

なお、子会社(吸収分割承継会社)の設立は11月25日の予定で、吸収分割契約の締結日は11月26日の予定としている。