ゲオHD、9月中間決算は営業利益26%減の54億円…大型新作が登場しハードとともに大きく売れた前年同期の反動減

ゲオホールディングス<2681>は、11月7日、2025年3月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高1997億2400万円(前年同期比7.4%減)、営業利益54億1400万円(同25.9%減)、経常利益52億0100万円(同40.0%減)、最終利益28億2500万円(同50.6%減)だった。

・売上高:1997億2400万円(同7.4%減)
・営業利益:54億1400万円(同25.9%減)
・経常利益:52億0100万円(同40.0%減)
・最終利益:28億2500万円(同50.6%減)

減収減益となったが、同社では、新品のゲーム関連の商材で反動減があったため、としている。前年同期は大型新作が発売し、ソフトだけでなく、ゲーム機の販売も好調だった。

リユース系リユース商材の動向としては、従前からのリユース需要の広がりに加え、グローバル展開の拡大により堅調に推移した結果、リユース系リユース商材全体の売上は同10.9%増の873億2400万円となった。

メディア系リユース商材の動向としては、ゲーム関連商材はダウンロード版ソフト普及が進むものの、家庭用ゲーム機「PlayStation 5」本体の流通量増加やゲームユーザー数が増加傾向であることが下支えとなり、前年並みの売上となった。

また、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器については市場の活性化に加え、「GEO mobile」の単独店出店やゲオ店舗の収益性改善に資する併設店展開、EC販売促進により販売機会を創出することで、小売販売を強化している。以上の理由によりメディア系リユース商材全体の売上は同19.3%増の406億1600万円となった。

新品商材の動向としては、前年は家庭用ゲーム機の販売好調、大型新作タイトルのリリースがあったことで大幅な反動減となったことにより、売上は同40.1%減の444億9200万円となった。

 

■2025年3月期の業績見通し

2025年3月期の業績は、売上高4360億円(前期比0.5%増)、営業利益120億円(同28.6%減)、経常利益120億円(同36.0%減)、最終利益60億円(同45.0%減)、EPS151.10円を見込む。

・売上高:4360億円(同0.5%増)
・営業利益:120億円(同28.6%減)
・経常利益:120億円(同36.0%減)
・最終利益:60億円(同45.0%減)
・EPS:151.10円

計画に対する進捗率は、売上高45.8%、営業利益45.1%、経常利益43.3%、最終利益47.1%となっている。

・売上高:45.8%
・営業利益:45.1%
・経常利益:43.3%
・最終利益:47.1%

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