【ゲーム株概況(11/18)】イグニスがストップ高 マーベラス、ドリコム、エイティングも急反発 アクセルマークは一転反落

11月18日の東京株式市場では、日経平均株価は朝方から大幅反発して1万7000円台を回復。終値は前日比370.26円高の1万7344.06円となった。前日の急反落の反動に加え、国会の解散のにらみ、消費税の再増税延期というシナリオを市場が考慮し始めているようだ。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日さえなかった分、大手ゲーム株を含めて全般に見直しの動きが強く出ている。中でも上げ幅の大きさが目立つのはイグニス<3689>だ。前日はスマホ向けアプリの総ダウンロード数が累計7,000万DLを突破という好材料(関連記事)が出たものの、引けにかけて値を消す動きとなっていたが、ストップ高の5340円まであらためて買い直されている。また、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』が400万ダウンロードを超えるなど好調なマーベラス<7844>のほか、ドリコム<3793>、エイティング<3785>も急反発した。

半面、前日は異彩高のアクセルマーク<3624>が一転して反落。ネクソン<3659>は前日に続き、前週末の急騰後の利益確定の売りが続いている。

なお、ゲーム関連株からは離れるが、ファンコミュニケーションズ<2461>が東証1部の値上がり率2位になるなど急騰した。前日17日に発表した2014年10月の月次業績(速報)が売上高で初の29億円台乗せとなるなど好調だったことが材料視されたようだ。

【関連記事】
ファンコミ、10月の月次売上高は前年比37.8%増、初の29億円台乗せ モバイルアフィリエイトは前年比66.6%増、PCも12.2%増


■関連銘柄一覧
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
企業データを見る
株式会社ファンコミュニケーションズ
http://www.fancs.com/

会社情報

会社名
株式会社ファンコミュニケーションズ
設立
1999年10月
代表者
代表取締役社長 二宮 幸司
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2461
企業データを見る
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
企業データを見る