D2C R、アプリを疑似的にプレイできるプロモーションソリューション「AdPlay」の提供を開始 「ART」と連携で広告効果も測定

D2Cの100%子会社であるD2C Rは、12月8日より、台湾のVMFive(本社:台北)が開発したスマートフォン向けアプリのプロモーションソリューション「AdPlay」の提供を開始したことを発表した。また、それに伴い、「AdPlay」と広告効果測定ソリューションツール「ART(アート)(Advertising Response Tracking)」の連携も開始した。

「AdPlay」は、ユーザーがスマートフォンアプリやサイト上の広告クリエーティブをタップすると、広告対象であるアプリをそのサイト上で1分間無料体験プレイすることができるソリューション。これにより、ユーザーはダウンロードすることなくアプリを疑似的にプレイでき、これまでより正確にアプリの内容を理解し、ダウンロードの要否を検討することが可能となる。

一方、アプリ提供企業としては、従来はスクリーンショットや動画などによってアプリ内容を説明するケースが大半だったが、実際にアプリをユーザに体験してもらえることで、自社アプリを最大限にPRし、これまで取り込めていなかったユーザー獲得を図ることが可能になる。

「AdPlay」は、iOS、AndroidOSに対応しており、あらゆるサイトやアドネットワークに組み込むことができる。アプリのAPKファイル(アプリケーションファイル)を「AdPlay」に組み込むことにより、サイト上でアプリと同様の動作をさせることが可能になる。

また、「AdPlay」と「ART」を連携させたことにより、D2C Rは、広告主に「AdPlay」を経由したさまざまなユーザの導線や行動履歴も提供していくという。


▼「AdPlay」のデモ動画
https://drive.google.com/file/d/0B-03_S5x83RdOEJXVWd3UWEyUHM/edit