サイバーエージェント<4751>の連結子会社でスマートフォン広告事業を展開するCyberZは、台湾「Offerme2」社と資本提携することに基本合意したと発表した。本提携により同社は、アジア・パシフィック領域におけるスマートフォン広告事業の拡大を図り、現地のマーケティングに基づいた商品開発などを通し、国内外における広告主のアジア進出支援の強化を行っていくという。
今回資本提携を行う「Offerme2」社は、リワードネットワーク「Offerme2」などスマートフォン広告メディアを展開するほか、タレントを起用した独自のプロモーション手法を提供するなど、オンライン・オフラインともに幅広く広告主のマーケティング支援を行っている広告会社。
東アジアにおけるスマホゲーム市場規模は、日本、中国、韓国、台湾の成長を受け、2013年に前年比約2倍の9,168億円へ拡大、世界全体のスマホゲーム市場規模のうち、東アジアが占める割合は過半数を突破すると想定しているとのこと。
そのうち、台湾の市場規模は、前年比約5倍の規模へ拡大しており、東アジアにおいて最も成長率が高い地域であることが分かったという。このような背景に伴い、国内外におけるゲーム会社を中心にアジア地域進出のニーズが急速に拡大したことを受け、本提携に至った。
同社が提供するスマートフォン広告向けソリューションツール「Force Operation X」(以下、「F.O.X」)は、これまでに韓国最大級のアドネットワーク「Ad@m」をはじめとした、アジアを主軸に展開するスマートフォンメディアと、テクノロジー連携を行ってきた。今回資本提携した「Offerme2」社が有するメディアにおいても、「F.O.X」による広告配信および効果計測が可能となり、国内外における多くのスマートフォンメディアを対象とした広告プロモーションを「F.O.X」の1SDKで実現することができる。
■関連サイト
「CyberZ」企業サイト
「Offerme2社」企業サイト
会社情報
- 会社名
- 株式会社CyberZ
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 山内 隆裕
- 決算期
- 9月