アカツキ、中国ヒットカードとトレーディングカード・グッズ展開のため資本業務提携…日本IPの中国市場展開に向けた新たな取り組みに

アカツキ<3932>は、この日(12月26日)、中国でトレーディングカードブランド「Hitcard」やアニメグッズをオンラインや自社のオフライン店舗で展開している上海骑形网络科技有限公司に出資を行い、資本業務提携を行うことを明らかにした。この提携により、日本のさまざまなIPホルダーが保有するIP(知的財産)の中国市場展開を加速させるとともに、新たなエンターテインメント体験の提供を目指す。

【提携の背景】
近年、中国市場はエンターテインメントやコンテンツ産業の急速な成長を遂げており、特に日本のIPに対する関心が高まっている。アカツキは日本のエンターテインメントの可能性を広げるため、ヒットカードが持つプラットフォームとその専門知識を活用し、中国市場における日本コンテンツの浸透を図る。
ヒットカードは、中国国内においてトレーディングカードブランド「Hitcard」の展開やIPグッズの企画、製造、流通やマーケティングにおいて卓越した専門性を持っており、日本のIPを中国市場に届ける重要な役割を果たす。

【提携の目的】
・日本IPのファン層拡大
アカツキの企画力とヒットカードの中国市場への知見と流通網で、IPの魅力を余すことなく中国のファンに届けることが可能に。
・中国市場での事業拡大
ヒットカードの製造力とマーケティングノウハウを活かし、日本IPのさらなる認知拡大と収益化を実現。

【今後の展開】
今回の提携により、アカツキとヒットカードは、以下の活動を重点的に進めていく。
・新規プロダクト開発
ヒットカードの企画・製造ノウハウを取り入れ、トレーディングカードやグッズなど新しいIP関連商品の開発。
・グローバル戦略の推進
日本と中国を橋渡しとするIPビジネスの成功モデルを確立。
・共同プロジェクトの実施
日本の人気IPを活用したイベントやプロモーション。

【コメント】
アカツキ 代表取締役社長 香田 哲朗氏
アカツキは、エンターテインメントの力で世界中の人々をつなぐことを目指している。ヒットカードとの協業により、日本のさまざまなIPホルダーが持つIPの無限の可能性を中国市場で最大限に発揮し、新たな価値を創造していく。

上海骑形网络科技有限公司 CEO Zhao Yunpeng氏
日本のIPは、中国市場でも非常に高い人気を誇っている。トレーディングカードやグッズの企画、製造、そして流通やマーケティングにおける我々の強みを活かし、アカツキとの協業を通じて中国のファンにとってより魅力的なエンターテインメント体験を提供できることを楽しみにしている。

株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
企業データを見る