サイバーステップ、サボテン計画とWeb3領域におけるNFT活用によるゲームタイトル開発で業務提携 Web3ゲーム「Sabong(仮)」の開発を推進
-
サイバーステップ<3810>は、12月27日、ウェブソリューション事業とNFT事業を手掛けるサボテン計画とWeb3領域におけるNFT活用によるゲームタイトル開発に関する業務提携を行うことを発表した。
本提携は、両社の事業を組み合わせることによって、ゲームタイトルのサービス内での暗号資産やNFTを利用したゲーム内アイテムの取り扱いや取引などが可能となるWeb3技術を活用した新たなサービスを展開することを目的としている。業務提携を通じて、サイバーステップグループのミッションである「世の中にないもの、誰もやらないもの」を実現するため、パートナー企業と協力して革新的なサービスを創出していく。
具体的には、業務提携先であるサボテン計画と共同でWeb3ゲーム「Sabong(仮)」の開発を進め、2025年前半の全世界リリースを目指していく。本作は、アジアで人気の闘鶏にヒントを得て開発を進めており、魔法の鶏を育成しプレイヤー同士で対戦できるサービスとなり、ブロックチェーン技術を活用して、プレイヤーに新たなエンターテインメント体験を提供することを目指している。
業務提携先であるサボテン計画は、NFTマーケットプレイス「Autharium(オーサリアム)」の運営を始めとしたWeb3領域における豊富な経験と優れた経営戦略を有している。サイバーステップグループが現在まで培ってきたオンラインゲーム事業領域における複数タイトル展開・多国間展開・マルチプラットフォーム対応・国内外へのマーケティングなどの経験や技術力および運営ノウハウを有効活用することで、より革新的なタイトル開発およびマーケティングの可能性を広げ顧客基盤の強化による収益機会の拡大など、様々なシナジーを期待できることにより、グループの企業価値向上に資するものと判断しているという。今後もグループの業績拡大につながるよう、積極的な事業展開を推進していくとしている。
なお、この業務提携によるサイバーステップの2025年5月期の連結業績予想に与える影響は、2025年5月期の第3四半期期間において、この契約に係る業務委託料2500万円が費用として計上される見通し。なお、2025年5月期の連結業績予想については、現段階で合理的な業績予想の算定が困難なことから未定としており、今後、適正かつ合理的な予想が算出可能となった時点で速やかに公表する方針だ。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810