サイバーステップ、ライツオファリングで9.26億円の資金調達を実施…オンラインゲームの開発・運営資金に充当

サイバーステップ<3810>は、本日(1月9日)、既存株主に対する上場型新株予約権を無償割当てする「ライツ・オファリング」で、総額約9億2600万円の資金調達を行うと発表した。サイバーステップが採用したライツ・オファリングは、ノンコミットメント型で、株主が新株予約権を行使しない場合、行使されなかった権利は失効するという。

同社では、今回、発行する新株予約権のうち、75%が行使されたと仮定したという。全て行使された場合、発行に要した諸費用を控除すると、12億4100万円になるとのこと。調達した資金の使途は以下のとおり。

(1)2015年5月期第4四半期~2017年5月期第2四半期に開発予定の大型タイトル(対戦型ゲーム)の開発費、並びに広告宣伝費に3億9600万円(支出予定時期は2015年4月~2016年10月)
→PC、PS4、X-BOX ONE 向けの対戦型ゲーム。費用の詳細は以下のとおり。
 


(2)2015年5月期第4四半期~2017年5月期第2四半期に開発予定の大型タイトル(RPG 型ゲーム)の開発費、並びに広告宣伝費に4億8800万円(支出予定時期は2015年4月~2016年10月)
→PC、PS4、X-BOX ONE 向けの RPG 型ゲーム。費用の詳細は以下のとおり。
 


(3)2015年5月期第4四半期~2017年5月期第2四半期に開発予定のスマートフォン向けゲーム1~5 タイトルの開発費の一部資金に4200万円(支出予定時期は2015年4月~2016年9月期)
→スマートフォン端末向けのゲーム。費用の詳細は以下のとおり。
 


 
なお、発行する新株予約権は発行済株式総数から自己株式を除いた231万9800個で、2月13日時点の株主に対し、1株あたり新株予約権を1個割り当てる。また権利行使は、新株予約権1個につき1株を割り当てる。行使価額は585円(1月9日終値1125円)。ライツ・オファリングの発行に関しては、2月3日に開催される臨時株主総会での承認が条件となる。
 
 
■ライツ・オファリングの日程
サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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