グリー<3632>子会社のポケラボは、本日（1月15日）付の『官報』で、第7期（2014年9月期）の決算公告を公開し、売上高46億6000万円（前期比23.4％減）、営業損失1億0800万円（前の期1億8200万円）、経常損失9100万円（同1億8100万円）、当期純損失1億0200万円（同3億2900万円）となり、減収・赤字幅縮小となった。同社は、『戦乱のサムライキングダム』や『クロスサマナー』を提供しているほか、『運命のクランバトル』、『栄光のガーディアンバトル』、『ソード オブ ファンタジア』、『三国インフィニティ』、『戦国幻想曲』などのスマートフォン向けソーシャルゲームアプリを展開している。
なお、『官報』に掲載された前期（第6期）実績と比較すると、売上高が23％減ったものの、引き続き売上原価と販管費が収益を圧迫し、営業損益段階からの赤字が続いた。ただ、販売管理費を前の期に比べて30％抑制することに成功しており、営業損益段階からの赤字幅が縮小した。売上原価率は48.1％から52.5％に上昇し、販売管理費比率は54.9％から49.8％に低下した。
【ポケラボの業績推移（単位：億円）】
（注）いずれも出所は『官報』の決算公告
