クルーズ、韓国子会社CROOZ Korea株式の86%を5500万円で売却…グローバル戦略は日本とアメリカに機能集約へ

クルーズ<2138>は、2月6日、韓国子会社CROOZ Korea Corporationの株式の86%を代表理事の呉 哉昊氏に同日付で譲渡したと発表した。売却価額は5500万円で、クルーズは14%を保有することになる。これにより、CROOZ Koreaは、クルーズの連結子会社から除外される。

クルーズでは、2012年12月にグループの韓国におけるゲーム開発とマーケティング拠点として CROOZ Koreaを設立したが、韓国ゲーム市場の競争が激化する中で、プロモーション費用の高騰などにより、現段階では CROOZ Koreaに継続投資していくべきではないと判断した、と説明している。

今後のグローバル戦略については、日本とアメリカに機能を集約させ、CROOZ Koreaに投資を行っていた年間約2億円を日本とアメリカに再配分する。また、CROOZ Koreaは、連結子会社から除外されるものの、韓国市場を熟知しているパートナーとして、今後も相互に事業上の協力関係を維持していくという。

 
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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