ガーラ、第3四半期は18.6％減収、各利益項目は赤字計上に…スマホアプリ開発費用や「Flyff All Stars」英語版のプロモ費用計上が響く

 
オンラインゲーム事業の売上高が減少した一方、スマートフォンアプリ事業の売上高が収入貢献に至っておらず、減収で着地。加えて、スマートフォンアプリ事業の開発費用の計上や、第3四半期連結累計期間にサービスを開始したゲームアプリ「Flyff All Stars（フリフオールスターズ）」英語版のプロモーションの費用計上もあって、赤字計上となっている。

国内スマートフォンアプリ事業では、第2四半期連結会計期間に恋愛シミュレーションゲームアプリ「もしカノ もしも彼女が・・・」のサービスを開始し、パズルゲームアプリ「Supermagical（スーパーマジカル）」も第2四半期連結会計期間にAndroid日本語版を、第3四半期連結会計期間にAndroid英語版及び韓国語版を中国以外の全世界でサービス開始。しかし、いずれも収益貢献には至っていないという。

一方、韓国では、第3四半期累計期間に新規ゲームアプリ「Flyff All Stars（フリフオールスターズ）」英語版のサービス提供を開始。スマートフォンアプリ事業を行うGala Connect Inc.を新規設立し、事業開始に向けた準備を進めている。

なお、同社は2015年3月期通期の予想については、業績予想が困難であるとして開示していない。