ミストウォーカーコーポレーションは、3月21日、Apple Store 表参道で、人気アプリ『TERRA BATTLE(テラバトル)』のライブコンサート「Live at the Apple Store: AROUNDERS TERRA BATTLE」を開催した。
本作は、国民的人気RPG『ファイナルファンタジー』の生みの親でも知られる坂口博信氏が手掛けたスマートフォン向けRPG。碁盤の目状のマップに配されたキャラクターを動かし、敵を挟撃して攻撃を繰り広げるバトルシステムを持つ。
また、ダウンロード数に応じて、アーティストの参戦やゲームの新モード追加、本・フィギュアの制作などを行っていく「ダウンロードスターター」プロジェクトも注目されている。
本稿では、会場が幻想的な空気に包まれた、一夜限りの特別ライブの模様をレポートしていく。
今回のライブコンサートの開催は、『テラバトル』の「ダウンロードスターター」プロジェクトの100万ダウンロード時の公約として掲げていたもので、本作のサウンドコンポーザー・植松伸夫氏らのバンド「EARTHBOUND PAPAS」が演奏。
当日は『テラバトル』の楽曲はもちろん、植松氏が過去にサウンドを務めていた『ファイナルファンタジー』から、エアリスのテーマ (『FFVII』より)とThe Man with the Machine Gun (『FFVIII』より - ラグナ編のバトルテーマ)も演奏された。植松氏のトークでは「俺、FFしかないと思っているから。これから『テラバトル』は俺の新しい柱の1本になるんだよ(笑)」と、過去作の思い入れと新作『テラバトル』にかける今後の意気込みを語った。
『テラバトル』の演奏楽曲では、メインテーマやお馴染みのメニュー画面のBGM、そしてバトルテーマなど、プレイヤー納得のセットリストに。また、「剣と槍と弓と(通常バトル)」の曲名に対して、植松氏は「剣と槍と弓とって……ケント・デリカットみたいですね(笑)」と冗談を披露して会場の笑いを誘った。
さらにバンド演奏に関して植松氏は、「『FF』の楽曲はバンド演奏をすることが多いですが、『テラバトル』も調子のいい曲があって、バンド向きのアレンジにしやすいと思っています」と語り、続けて「そんな『テラバトル』の曲も聞ける打ってつけのライブが7月に開催します。場所はメキシコです。高山病に気を付けていらしてください(笑)」と、会場から笑いも混じった拍手が送られた。
▲植松伸夫 氏 / Keyboard
▲弘田佳孝 氏 / Bass
▲藤岡千尋 氏 / Drums
▲岡宮道生 氏 / Guitar
▲成田 勤 氏 / Keyboard
▲会場のApple Store 表参道には、多くの『テラバトル』ファンが駆け付けた。
店内はもちろん、店舗の外までも溢れるほどの人だかりとなった。
【セットリスト】
1. TERRA BATTLE (Tap to Start時に流れるBGM)
2. 地平線を超えて (メニュー画面)
3. 戦いの波形 (メタルZONE)
4. エアリスのテーマ (『ファイナルファンタジーVII』より)
5. 剣と槍と弓と (通常バトル)
6. 全てのために (ラスボス戦)
7. The Man with the Machine Gun (『ファイナルファンタジーVIII』より)
▲ライブの最後には、『テラバトル』のプロデューサー・坂口博信氏(写真左)が登壇。坂口氏は、ダウンロードスターターに関わった皆葉英夫氏、伊藤賢治氏、そして『FF』シリーズのプロデューサー北瀬佳範氏が会場にいることを告げ、「サイン攻めにしてください(笑)」と来場者に言葉を送った。
▲そして、ライブ当日の3月21日は植松伸夫氏の誕生日。坂口氏より花束が渡され、さらにバンドメンバーの演奏と共に会場に居る全員で「ハッピーバースデー」が贈られた。
植松氏は「ありがとうございます。バージョン56になりました。誰よりも最新です(笑)。これからも頑張ってライブ開催や曲とか作っていきます。『テラバトル』もまだまだ続きますので、ぜひともよろしくお願いします」と感謝の言葉でライブを締めくくった。
現在『テラバトル』は170万ダウンロード突破。なお、カウント数は『テラバトル』の世界累計のダウンロード数を合計しており、1アカウントにつき1回のカウントとし、1人による複数回のダウンロード数はカウントしていない。「ダウンロードスターター」プロジェクトでは、大台の200万ダウンロードでコンシューマ版の開発がスタートする。ますます見逃せない『テラバトル』ワールドに、今後も注目していきたい。
■『TERRA BATTLE(テラバトル)』
(C)MISTWALKER
本作は、国民的人気RPG『ファイナルファンタジー』の生みの親でも知られる坂口博信氏が手掛けたスマートフォン向けRPG。碁盤の目状のマップに配されたキャラクターを動かし、敵を挟撃して攻撃を繰り広げるバトルシステムを持つ。
また、ダウンロード数に応じて、アーティストの参戦やゲームの新モード追加、本・フィギュアの制作などを行っていく「ダウンロードスターター」プロジェクトも注目されている。
本稿では、会場が幻想的な空気に包まれた、一夜限りの特別ライブの模様をレポートしていく。
■植松氏「『テラバトル』は新しい柱の1本になる」
当日は『テラバトル』の楽曲はもちろん、植松氏が過去にサウンドを務めていた『ファイナルファンタジー』から、エアリスのテーマ (『FFVII』より)とThe Man with the Machine Gun (『FFVIII』より - ラグナ編のバトルテーマ)も演奏された。植松氏のトークでは「俺、FFしかないと思っているから。これから『テラバトル』は俺の新しい柱の1本になるんだよ(笑)」と、過去作の思い入れと新作『テラバトル』にかける今後の意気込みを語った。
『テラバトル』の演奏楽曲では、メインテーマやお馴染みのメニュー画面のBGM、そしてバトルテーマなど、プレイヤー納得のセットリストに。また、「剣と槍と弓と(通常バトル)」の曲名に対して、植松氏は「剣と槍と弓とって……ケント・デリカットみたいですね(笑)」と冗談を披露して会場の笑いを誘った。
さらにバンド演奏に関して植松氏は、「『FF』の楽曲はバンド演奏をすることが多いですが、『テラバトル』も調子のいい曲があって、バンド向きのアレンジにしやすいと思っています」と語り、続けて「そんな『テラバトル』の曲も聞ける打ってつけのライブが7月に開催します。場所はメキシコです。高山病に気を付けていらしてください(笑)」と、会場から笑いも混じった拍手が送られた。
▲植松伸夫 氏 / Keyboard
▲弘田佳孝 氏 / Bass
▲藤岡千尋 氏 / Drums
▲岡宮道生 氏 / Guitar
▲成田 勤 氏 / Keyboard
▲会場のApple Store 表参道には、多くの『テラバトル』ファンが駆け付けた。
店内はもちろん、店舗の外までも溢れるほどの人だかりとなった。
1. TERRA BATTLE (Tap to Start時に流れるBGM)
2. 地平線を超えて (メニュー画面)
3. 戦いの波形 (メタルZONE)
4. エアリスのテーマ (『ファイナルファンタジーVII』より)
5. 剣と槍と弓と (通常バトル)
6. 全てのために (ラスボス戦)
7. The Man with the Machine Gun (『ファイナルファンタジーVIII』より)
▲ライブの最後には、『テラバトル』のプロデューサー・坂口博信氏(写真左)が登壇。坂口氏は、ダウンロードスターターに関わった皆葉英夫氏、伊藤賢治氏、そして『FF』シリーズのプロデューサー北瀬佳範氏が会場にいることを告げ、「サイン攻めにしてください(笑)」と来場者に言葉を送った。
▲そして、ライブ当日の3月21日は植松伸夫氏の誕生日。坂口氏より花束が渡され、さらにバンドメンバーの演奏と共に会場に居る全員で「ハッピーバースデー」が贈られた。
植松氏は「ありがとうございます。バージョン56になりました。誰よりも最新です(笑)。これからも頑張ってライブ開催や曲とか作っていきます。『テラバトル』もまだまだ続きますので、ぜひともよろしくお願いします」と感謝の言葉でライブを締めくくった。
現在『テラバトル』は170万ダウンロード突破。なお、カウント数は『テラバトル』の世界累計のダウンロード数を合計しており、1アカウントにつき1回のカウントとし、1人による複数回のダウンロード数はカウントしていない。「ダウンロードスターター」プロジェクトでは、大台の200万ダウンロードでコンシューマ版の開発がスタートする。ますます見逃せない『テラバトル』ワールドに、今後も注目していきたい。
(取材・文:編集部 原孝則)
■『TERRA BATTLE(テラバトル)』
(C)MISTWALKER
会社情報
- 会社名
- 株式会社ミストウォーカー
- 設立
- 2004年1月
- 代表者
- 坂口博信