【ゲーム株概況(3/24)】『対戦パズル バトルブレイブ』のiOS版の事前登録予定を発表のアクロディアがS高 外資の格上げ相次ぐDeNAもしっかり
3月24日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比40.91円安の1万9713.45円で取引を終えた。2万円大台の接近で高値警戒感が強まっているほか、アジア株の軟調など外部要因もあって、前場中ごろからさえない動きが続いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクロディア<3823>が朝方から急騰し、ストップ高に張り付いた。同社は、エイタロウソフトとの協業タイトル『対戦パズル バトルブレイブ』のiOS版の事前登録を4月中旬に開始することを発表(関連記事)。同タイトルの配信延期が3月上旬の株価下落の一因となっていただけに、一気に見直しの動きが広がったようだ。
また、ミクシィ<2121>が一時5000円台を回復するなど4営業日続伸、DeNA<2432>やグリー<3632>もしっかり。DeNAはバークレイズ証券が目標株価を1900円から2820円、JPモルガンが同じく1800円から2900円に引き上げたことが好感されている。
ほか、クルーズ<2138>やgumi<3903>も買われた。gumiは、依然として警戒感が強いものの、この日はGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で『ファントム オブ キル』がトップ10入りを果たすなど好調に推移しており、目先は底打ち感が台頭してきているもようだ。
半面、シリコンスタジオ<3907>の下げがきつく、上場来の安値を更新。モブキャスト<3664>も前日の大幅安の流れを引き継いで、終日さえない動きとなった。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
- 設立
- 2004年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3823