gumi<3903>は、2015年3月28日(土)、29日(日)にパシフィコ横浜で行われるライブイベント「Hello! Projectひなフェス2015~満開!The Girls’Festival ~」において、『忍ツク!』×「ハロー!プロジェクト」とのコラボレーションイベントを開催した。
当日会場には、『忍ツク!』の世界観を再現した巨大ブースが出現。本稿では、「ハロー!プロジェクト」メンバーによる忍者コスプレの披露やゲーム体験コーナーなどが実施されたイベント模様を取材。
■“ありそうでなかった”…ステージエディット+2Dアクションゲーム
はじめに、株式会社gumiの『忍ツク!』プロデューサー福島道宣氏が登壇し、同作のゲーム概要を紹介した。
『忍ツク!』は、江戸時代風の日本を舞台に、主人公の忍者「ニンドー」やくノ一「ナズナ」となって冒険の旅を繰り広げていくカジュアルアクション&エディットゲーム。
アクション性が生み出す手に汗握る緊張感とテンポ良く進む軽快さはもちろん、最先端の遊び方「サンドボックス」を採用。ステージを自由に編集、配置できるエディット機能が、これまでにありそうでなかった最大の特徴となる。
また、自分だけのオリジナルステージを作ってクリアーすれば、ボタンひとつでLINEやTwitter、Facebookなどで友達に送れるほか、自ら作り上げたステージをクリアーしたプレイヤーの勇姿を、プレイ動画として簡単にアップロードできるところも魅力。さらに、ステージに置く敵キャラクターやギミックは各ステージから獲得できるため、遊べば遊ぶほどアレンジの幅が広がる。
このほかにも、コミカルな浮世絵風や時代劇風に描かれた多彩なステージ背景に加え、サウンドトラック制作やゲームミュージック業界で活躍する作曲家の寺田創一氏(Omodaka)によるテクノポップな日本民謡風のゲーム内サウンド、そして忍者や妖怪、武士、謎の猫など魅力溢れるキャラクターが紡ぐどこか懐かしい世界観も注目。
▲なお、『忍ツク!』は「gumi モバイルゲームコンテスト2014」で採用されたプロジェクト。開発は鳥取県にあるゲーム会社・SQ。会場スクリーンには、制作途中のアイデアメモも公開された。
■忍者のコスプレ姿で登場した「ハロプロ」メンバー
▲左からJuice=Juiceの植村あかりさん、アンジュルムの福田花音さん、℃-uteの矢島舞美さん、モーニング娘。’15の飯窪春菜さん、℃-uteの荻原舞さん、カントリー・ガールズの小関舞さん。
▲左からJuice=Juiceの宮本佳林さん、アンジュルムの勝田里奈さん、モーニング娘。'15の尾形春水さん、カントリー・ガールズの森戸知沙希さん。本日は応援メンバーとして登場。
衣装は、ゲームにも登場するくノ一「ナズナ」をモチーフしたデザインとなっているが、矢島さんだけは忍者「ニンドー」のデザインに。「私だけ男主人公の衣装となっています……。でも、普段こうしたカツラとかは付けないので、なんか新しい自分に出会えた感じです!」と凝った衣装に対して、気に入っている様子だった。
また、すでに『忍ツク!』を遊んだ「ハロプロ」メンバーたちからは、本作に対して「キャラクターが可愛い」「操作自体は簡単だけど、ステージよってはクリアーできなかったりとやり応えがあります」とそれぞれコメント。難易度については、プロデューサーの福島氏からは「ちょっと考えます」と苦笑いで切り替えした。
さて、そんな「忍ツク!×ひなフェス2015コラボイベント」では、期間限定で『忍ツク!』のコラボレーション限定ステージがオープン中。2015年3月28日(土)10時から3月29日(日)17時まで、「ハロー!プロジェクト」の各メンバーからの要望をもとに制作したオリジナルステージが期間限定で開放されている。
▲さらに3月28日(土)12時30分から3月29日(日)18時までの期間中、『忍ツク!』の公式ワールドを3以上クリアしたゲーム画面を提示すると、「ハロー!プロジェクト」の一部メンバーによるスペシャルな公式コスプレ写真を、Twitterアカウント宛にダイレクトメッセージでプレゼントされる。
続いて、会場に訪れた方にも『忍ツク!』の魅力を伝えるため、今回登壇した「ハロプロ」メンバーによる、「ユニット対抗!一番早くクリアーできるの誰だ!?」のコーナーに移った。本コーナーでは、各ユニットの代表メンバーが限定ステージをプレイし、出来るだけ早くクリアーするというもの。ちなみに、一番遅かった方には、「ステージのセンターで忍者ポーズを決めて、来場者に写真撮影される」という恥ずかしい罰ゲームが待っている。なお、忍者ポーズとは言えど、「手裏剣を投げたり」「ドロンしたり」という安易なポーズは事前にNGとされた。福島氏は「あまり難しくないステージを“一応”用意しています」とフォロー。
【「ハロプロ」メンバーが『忍ツク!』に挑戦】
見事、最速記録を叩き出したのは、カントリー・ガールズの小関舞さん。なんと一度も止まることなく、つねにダッシュ状態のままゴールに到着した。これにはプロデューサーの福島氏も驚いていた。そして、残念ながら最下位となったのは、℃-uteの荻原舞さん……ちなみに、ゴールすることも叶わなかった。ということで、罰ゲームのオリジナル忍者ポーズを披露するのは、℃-uteの荻原舞さん、矢島舞美さんに。
▲どういうポーズにするかふたりで密かに相談中……
▲いざ、ふたりによるオリジナル忍者ポーズ披露! 会場からは一斉に「カシャッカシャッ」という携帯電話のカメラ音が鳴り響いた。ファンにとっても貴重な瞬間となったが、会場からは「それウルトラマンセブン!」と突っ込みが入るやり取りがあるなど、終始笑いの絶えない罰ゲームとなった。
『忍ツク!』では、期間中、「ハロー!プロジェクト」に所属するアイドルはもちろん、日本全国から参加者が集うコンテストを開催。参加者はオリジナルステージに訪問しあうことで、“自分で作ったステージにアイドルが遊びに来て足跡を残していく”、“アイドルが作ったステージに遊びに行ってスペシャルアイテムをGET“といった、本作ならではの様々な魅力を体験できる。
最後に℃-uteの矢島舞美さんから、「ハロプロは研修生を入れると50人以上にもなりますが、みなさんのステージに遊びに行くかもしれません。次はゲームのなかでお会いできたらと思います。これからも『忍ツク!』と「ハロー!プロジェクト」をよろしくお願いします」とコメントし、イベントを締めくくった。
■『忍ツク!』
© 2015 gumi Inc.All Rights Reserved. Developed By SQ Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903