シリコンスタジオ、第1四半期は第2四半期累計予想比の進捗率で売上高が45.6%、営業益が98.8%に…ミドルウェア「OROCHI3」の新規販売は期中7件
シリコンスタジオ<3907>は、4月13日、2015年11月期第1四半期(12~2月)の連結決算を発表、売上高18億4700万円、営業利益8100万円、経常利益7700万円、四半期純利益5000万円となった。今期が初の四半期業績開示となるため前年同期比較はないが、第2四半期累計業績予想に対する進捗率で見ると、売上高が45.6%、営業利益が98.8%、経常利益が105.5%、四半期純利益が113.6%となっている。
セグメント別の状況(数字はセグメント間の内部取引消去前)は以下の通り。
①開発推進・支援事業…売上高7億2477万円、セグメント利益2億1748万円
ゲーム開発者向けミドルウェア「OROCHI3」等の商品が新規販売で7件、ミドルウェア保守サポートの継続が55件となり、順調に推移した。また、顧客からの複数年にわたる開発依頼案件の継続、及びソフトウエアのライセンス供与によるロイヤリティ収入の継続があり、安定的に推移となった。
②コンテンツ事業…売上高9億2405万円、セグメント利益1億5824万円
『逆襲のファンタジカ』は、ダウンロード数が約9万増加し全世界で773万に達した。『戦国武将姫-MURAMASA-』及び『三国志カードバトル』は、それぞれ国内のダウンロード数が約63万及び約107万となっている。なお、第1四半期連結会計期間において、2月26日にリリースした新規スマートフォンネイティブアプリ『ワンダーブロック』については、2月末時点でダウンロード数が8万に達した(直近ダウンロード数は関連記事を参照)。
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③人材事業…売上高2億891万円、セグメント利益6088万円
第1四半期連結累計期間における派遣先企業で稼動中の一般派遣労働者数は延べ434名、第1四半期連結累計期間における有料職業紹介の成約実績数は12名となった。
なお、2015年11月期の連結業績予想については、2月23日の上場時の予想から変更なく、売上高92億7700万円(前期比15.2%増)、営業利益9億300万円(同7.5%増)、経常利益8億8700万円(同6.6%増)、四半期純利益5億3200万円(同4.9%増)の見込み。セグメント別では、開発推進・支援事業は売上高40億7900万円(前期比12.1%増)、コンテンツ事業は42億7200万円(前期比16.1%増)を見込んでいるという。
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907