5月28日付けの日本経済新聞朝刊は、三菱商事が日本政策投資銀行などと組み、アジアの未公開企業を対象とした最大2億ドル(約160億円)の投資ファンドを新設すると報じている。
報道によれば、個別企業に直接投資するのではなく、既存のアジア投資専門ファンドに出資する、いわゆる「ファンド・オブ・ファンズ」で、リスクを抑え、安定した利益の確保を目指す、とのこと。
ファンドの運営主体は、三菱商事子会社エー・アイ・キャピタル。日本政策投資銀行、三菱商事、三井住友銀行が資金を出すことを決定し、2012年3月までに、国内外の機関投資家から1億5000万ドルを資金を募るという。