【ゲーム株概況(4/22)】『ゴシックは魔法乙女』のAndroid版配信開始でケイブが大幅高 直近IPOのAimingとモバイルファクトリーもそろって高い
4月22日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅続伸し、前日比224.81円高の2万133.90円で取引を終えた。日経平均株価が終値ベースで2万円大台を回復したのは約15年ぶりのこと。国内企業の業績改善期待を背景に幅広い銘柄が買われたほか、日銀による追加金融緩和への思惑から金融株などにも市場の資金が向かった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が大幅高した。前日に『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』のAndroid版の配信を延期していたが、本日、無事に配信開始(関連記事)となったことで、懸念材料が後退したととらえられているようだ。
また、ガーラ<4777>が前日の反発に続き、この日は大幅続伸となったほか、直近IPO銘柄のAiming<3911>とモバイルファクトリー<3912>がそろって大幅高した。
半面、アクロディア<3823>が前日までの連続ストップ高の反動もあって売り物に押され、グリー<3632>やネクソン<3659>などもさえない。前場引け後に第2四半期決算を発表したVOYAGE GROUP<3688>は、業績予想の増額修正への期待がはく落したことで、後場よりは大きく売り込まれたものの、次第に下げ幅を縮小した。
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■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911