【ゲームエンタメ株概況(12/10)】競輪のネット投票サービス「Betimo」のスマホアプリ版を材料にAimingが買われる 株主優待制度を導入のモイは後場急騰

12月10日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比52.30円安の5万602.80円で取引を終えた。朝方は大きく買いが先行したものの、米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を控え、次第に持ち高整理の売り物に押される展開となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は50銘柄(52%)、下落は43銘柄(44%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
その中で、Aiming<3911>が3日続伸した。Aimingは、前場寄り付き直後に持分法適用会社Betimoが競輪レースのインターネット投票サービス「Betimo」のスマホアプリ版の提供を開始したと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、アルファポリス<9467>やカバー<5253>、ワンダープラネット<4199>などが買われた。
前場引け後にオリジナルデザインQUOカードを贈呈する株主優待制度を導入することをモイ<5031>は後場に入って急騰した。
半面、任天堂<7974>やスクウェア・エニックスHD<9684>など家庭用大手ゲーム株の一角が安く、サンリオ<8136>は大幅続落した。
前日12月9日に第3四半期決算を発表するとともに、通期の連結業績予想の下方修正を発表したポールHD<3657>は3日続落した。
そのほか、エクストリーム<6033>やLink-Uグループ<4446>などがさえない。

会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高170億8600万円、営業損益5億5200万円の赤字、経常損益1億5000万円の赤字、最終損益3億4100万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- モイ株式会社
- 設立
- 2012年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 赤松 洋介
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高64億3300万円、営業利益1億4200万円、経常利益1億5600万円、最終利益1億9400万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5031