4月28日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比75.63円高の2万58.95円と2万円台を回復した。ただ、GWの大型連休を控え、前場に150円超の上昇を演じた場面からは上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、総じて小安い展開となる中でイマジニア<4644>が異彩を放つ大幅高となった。イマジニアは、ホームページ上で、『LINE リラックマころろんパズル』の事前登録が35万人を突破したことを発表、「もうすぐリリース!」との文言も表記されたことで思惑が膨らむ格好となったようだ。
また、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』の国内ユーザー数が4月22日に900万人を突破したことを発表(関連記事)したKLab<3656>がしっかり。
半面、下げがきつかったのがドリコム<3793>だ。目新しい材料が浮上したわけではないが、新作『崖っぷちバスターズ』も27日にリリースとなり、目先の材料出尽くしとみた売り物に押される展開となったもよう。ほか、30日に第2四半期決算発表を控えるコロプラ<3668>がその警戒感から売られ、前日にリベル・エンタテインメントの買収を材料にストップ高まで買われたアエリア<3758>は、利益確定売りに押された。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644