【ゲーム株概況(5/25)】「花より男子」期待や好決算評価でボルテージが大幅高 新中計のネプロジャパンが買われ、イマジニアは後場に入ってS高
5月25日の東京株式市場では、日経平均株価は7日続伸となり、前日比149.36円高の2万413.77円で取引を終えた。7日続伸となるのは、2014年11月から12月にかけて演じて以来、5ヶ月半ぶりとなる。為替の円安推移が続いたことで輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ボルテージ<3639>が大幅高した。「花より男子」の恋愛ドラマアプリ化が依然として期待を集めているほか、第3四半期の好決算発表で、業績面からも見直し機運が強まっているようだ。
また、2016~18年3月期の新中期経営計画を策定(関連記事)したネプロジャパン<9421>も買われたほか、『LINE リラックマころろんパズル』への期待感からイマジニア<4644>も後場に入ってストップ高した。
ほか、enish<3667>やガーラ<4777>などがしっかり。ガーラは、『Flyff All Stars』日本語版の事前登録者数が5万人を突破と発表(関連記事)したことなどが評価されたが、4月末の1000円処から足元は2500円台まで値を上げてきただけに、買い一巡後は利益確定売りを急ぐ動きも出たようだ。
半面、前週末に急騰したアエリア<3758>は利益確定売りに押され、エクストリーム<6033>やネクソン<6033>、モブキャスト<3644>が安い。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644