アエリア、ゲームプログラムを国内メーカーにライセンス供与…イニシャルフィー(2億5000万円)とランニングフィーを計上へ

アエリア<3758>は、6月1日、同社が著作権その他の知的財産権を保有する一部ゲームプログラムにおいて、契約相手先とのプログラム使用許諾契約を締結したことを発表した。

今回、既存タイトルのライセンスを含めた海外展開に先立ち、国内でも同社が保有する一部のゲームプログラムについて契約相手先とのプログラム使用許諾契約を締結した。本契約は、契約相手先が同社のゲームプログラムの一部を用い、新規タイトル開発を手掛けるもの。契約相手先においては、両社のノウハウが生かされたゲーム開発に貢献することが期待され、アエリアおいては、本契約における対価(以下「イニシャルフィー」)、および売上配分(以下「ランニングフィー」)による収益の向上が見込まれることになる。

本契約におけるイニシャルフィー及びランニングフィーは以下のとおり。
①イニシャルフィー
2億5000万円(税込)

② ランニングフィー(ロイヤリティ)
【支払金額】
当社プログラムを使用して契約相手先が開発した最初のタイトルの各月のネット売上(総売上額から決済手数料及びプラットフォーム手数料を控除した金額。税抜)の5%
【対象期間】
当該タイトルのリリース日が属する月から12カ月

本契約のイニシャルフィー2億5000万円については、約1億4000万円(税込)が2015年12月期に、約1億1000万円(税込)が2016年12月期に収益として計上される予定。また、契約相手先については、開発コストなどの公表となるため、同意を得られなかったことから非開示としている。

なお、業績への影響は、2015年12月期において売上高が約1億4000万円、2016年12月期において売上高が約1億1000万円増加する見込み。本契約の履行に伴い追加的な収益や費用の発生が見込まれるが、当該影響額につきましては、現時点では確定しておらず、今後、影響を与えることが判明した場合は、速やかに開示するとしている。
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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