アエリアが最大で約12億円を調達へ…Oakキャピタルを割当先とした第三者割当増資と新株予約権発行で　新作タイトルの開発費・宣伝費などに充当

アエリアは、新株と新株予約権の発行で最大で約12億円を調達することになる。調達資金は、新規タイトルの開発費や広告宣伝費のほか、配信中既存タイトルの追加開発費などに充当される予定。同社はオンラインコンテンツ事業をコア事業と位置づけ、スマートフォン向けゲームにおいて競合他社を凌駕する大型かつ斬新なタイトルを今後複数開発することを経営戦略として進めており、その戦略に沿った投資が行われる見通しだ。

新株発行については、1株2241円で13万3900株を発行し、約3億円を調達する。割当先はすべてOakキャピタルとなる。一方、新株予約権は、4017個を発行価格1061万6931円ですべてOakキャピタルに割り当て、約9億円を調達する。なお、潜在株式数は40万1700株となる。

調達資金の具体的な使途については以下の通り。
 
また、同社は同日（6月26日）、2014年3月10日に発行した第5回、第6回、第7回新株予約権（第三者割当）について、取得日において残存する本新株予約権の全部を取得するとともに、取得後直ちに本新株予約権の全部を消却することを発表した。

取得および消却を行う理由は、同社の株式が下限行使価額を下回る水準で推移し、本新株予約権の行使が期待し難い状況となっているため。なお、6月26日までに170個の新株予約権の行使が行われ、4250万円の資金調達が行われたとしている。

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なお、今回の発表による業績への影響は精査中としており、決定次第速やかに開示するとしている。