【ゲーム株概況(6/26)】アエリアが後場に入ってS高…約12億円の資金調達を発表で 新作配信開始のモバイルファクトリーも高い
6月26日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比65.25円安の2万706.15円で取引を終えた。ギリシャ問題の難航で海外市場がさえず、国内市場も手控えムードが強い展開が続いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>が後場に入ってストップ高買い気配となるなど急騰した。アエリアは、Oakキャピタル<3113>を割当先とした第三者割当増資と新株予約権発行で約12億円を調達すると発表したことが材料視(関連記事)されている。さらに子会社のリベル・エンタテインメントが新作『アイ★チュウ』のAndroid版のサービスを開始したことを大引け後に発表(関連記事)しており、週明け以降もその動向が注目されるところだ。
また、ボルテージ<3639>やモバイルファクトリー<3912>、カヤック<3904>が買われた。モバイルファクトリーは新作『俺の恋人は2人とも可愛すぎる!!』を6月25日より「GREE」で配信開始したことも株価上昇の追い風となったもようだ。
半面、ミクシィ<2121>が続落し、enish<3667>やガーラ<4777>もさえない。
前日は大きく売り込まれたKLab<3656>は、この日はやや買い戻しが進んだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912