ケイブ、15年5月期は2ケタ減収、最終損益7.28億円の赤字に…第4四半期にゲームに関する減損処理1.93億円を新たに実施 QonQで売上高は伸びる

ケイブ<3760>は、7月14日、2015年5月期通期の決算を発表、売上高16億6400万円(前々期比14.3%減)、営業損益4億5500万円の赤字(前々期2億300万円の赤字)、経常損益4億8500万円の赤字(同2億800万円の赤字)、当期純損益7億2800万円の赤字(同2億3300万円の赤字)となった。2ケタの減収に加え、各損益はいずれも前年同期より赤字幅が拡大する結果となった。
 

既存のブラウザーゲームがスマートフォンの普及に伴うユーザー流出によって規模を縮小。加えて、スマートフォンネイティブゲームは、2015年4月にリリースした『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~』は順調に推移しているものの、同年3月にリリースした『PSYCHO-PASS サイコパス』は苦戦しており、今回、減損処理を行い、特別損失として計上する対象ともなった。

ちなみにゲームに関連する資産の減損処理は、第1四半期に計上した4800万円に加え、第4半期において新たに1億9300万円が計上されている。

また、業績を四半期推移(QonQ)で見ると、第4四半期期間(3~5月)は売上高が5億300万円(前四半期比40.9%増)と大幅に増えたものの、営業損益は1億2500万円の赤字(前四半期9900万円の赤字)、経常損益1億5500万円の赤字(同9900万円の赤字)、四半期純損益3億5000万円の赤字(同9900万円の赤字)と赤字幅が拡大した。『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~』の好調で売り上げが伸びたことと、特損計上により、純損益の赤字幅が大きく拡大したことがはっきりと数字に表れていると言えそうだ。
 

なお、2016年5月期通期の予想については、スマートフォンネイティブゲームについて、個別タイトルの収益貢献規模によって、全社業績が大きく左右されることから、現時点においては、信頼性の高い通期及び半期の業績予想数値を算出することが困難であるとし、業績予想を非開示としている。
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役副社長 安藤 裕史
決算期
5月
直近業績
売上高17億400万円、営業損益2億2500万円の赤字、経常損益2億3300万円の赤字、最終損益2億4400万円の赤字(2021年5月期)
上場区分
JASDAQ
証券コード
3760
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