カヤック、黒板メーカーのサカワと業務提携…ハイブリット黒板アプリ「Kocri(コクリ)」を7月29日よりAppStoreで販売開始

カヤック<3904>は、黒板メーカーのサカワと業務提携することを発表した。今回の提携は、両社が共同開発したハイブリット黒板アプリ「Kocri(コクリ)」を主体とする事業の推進を目的とし、「Kocri」を活用し教育現場にイノベーションを起こすことを目指すとしている。なお、ハイブリッド黒板アプリ「Kocri」は、7月29日よりAppStoreにて販売を開始した。

この提携により、サカワは「Kocri」の販路拡大と「Kocri」に最適な教育教材の開発と提供、カヤックはアプリとシステムの開発を主に担当する。また、カヤックはKocriに専業で取り組む「Kocriチーム」を新たに社内に発足し、エンジニア、デザイナーを社内外から採用する予定としている。

学校制度が始まって以来、100年以上教育現場で使用されている黒板は、日本の板書授業の象徴となっている。両社は、その教育現場に対して、アイデアとデジタル技術を組み合わせた「Kocri」の導入を進めることで、新しい板書スタイルの提案、そして教育現場への最適なデジタルの活用を提案していくとしている。なお、発売から1年間で20,000教室への導入を目指す方針だ。

<ハイブリット黒板アプリ「Kocri(コクリ)」製品概要>
アプリ名:Kocri(コクリ)
AppStore:https://itunes.apple.com/jp/app/id1012232668?mt=8
対応機種:iOS7.1以上
iPhone 5S、iPhone 6、iPhone 6plus、iPod Touch 第5世代
(iPadはiPhoneとの互換モードで動作する)
価格:月額600円/年額6000円
※7月29日から9月15日までの期間は無料で利用できる
※Kocriの仕組みは特許出願中

 

「Kocri(コクリ)」



 
株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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