オプトホールディングス<2389>は、7月30日、2015年12月期の連結業績予想の修正を発表、売上高700億円は据え置いたものの、営業利益は従来予想13億2000万円から15億円、経常利益は同8億2000万円から9億円、当期純利益は同2億6000万円から3億円にそれぞれ上方修正された。従来予想からの修正率は、営業利益が13.6%増、経常利益が9.8%増、最終利益は15.4%増となっている。
ちなみに、同社は4月28日にも2015年12月期予想の上方修正を発表しており、今期早くも2度目の修正となる。
マーケティング事業(旧広告・ソリューション事業及びデータベース事業)において、昨年来進めてきた生産性の向上や、収益構造の改革などの成果が着実に出始めたことによる利益創出に加え、保有していた営業投資有価証券のモバイルファクトリー<3912>株を売却したことにより、当初想定を上回る利益を計上した。これらの結果、当初予想の利益を上回る見込みになったという。
なお、同社は同日に2015年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結業績も発表、売上高326億7500万円(前年同期比6.0%減)、営業利益8億1800万円(同80.8%減)、経常利益6億6500万円(同83.7%減)、当期純利益1億7300万円(同91.1%減)で着地した。なお、大幅減益の要因は、前年度の第1四半期に投資育成事業における約45億円の利益(ホットリンク<3680>の上場に伴うもの)を計上した反動によるものとなっている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社オプト
- 設立
- 2015年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 栗本 聖也
- 決算期
- 12月