メディアシーク、第3四半期は減収減益・最終赤字に-携帯コンテンツ事業の不振が響く

メディアシーク<4824>は、本日(6月3日)、第3四半期累計(8月~4月期)の連結業績を発表し、売上高13億1400万円(前年同期比8.3%増)、営業利益1300万円(同39.1%減)、経常利益1200万円(同45.8%減)、四半期純損益2500万円の赤字(前年同期700万円の赤字)だった。 サービス事業やコンサルティング事業が増収増益となったものの、携帯電話向け公式コンテンツなどを手がけるコンテンツ事業の減収減益が響いたようだ。 セグメント別にみると、コンテンツ事業では、iPhoneやAndroid向けアプリのダウンロード販売を開始するなどスマートフォン向けコンテンツの強化を行ったほか、フィーチャフォン向け有料コンテンツのリニューアルなどを実施した。売上高は6億5300万円(同22.0%減)、セグメント利益9600万円(同12.5%減)だった。 サービス事業では、携帯電話事業者などにフィーチャフォン向けとスマートフォン向けのバーコードリーダーのライセンス販売を行った。売上高は1億6600万円(同9.2%増)、セグメント利益3700万円(同47.5%増)だった。 システムコンサルティング事業では、新たなクライアントにクラウド型サービス「マイクラス」を導入したほか、既存クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施した。売上高4億9400万円(同11.5%増)、セグメント利益1億0900万円(同13.5%増)だった。   ■2011年7月通期の予想 2011年7月通期は、売上高17億2300万円(前期比11.9%減)、営業利益2900万円(同72.2%減)、経常利益3000万円(同47.7%減)、当期純利益1100万円(同62.9%減)を見込む。従来予想からは変更なし。