【ゲーム株概況(10/2)】スマホゲーム会社設立のイマジニアが大幅高 10月15日に本決算発表控えるアクロディアが後場急騰

10月2日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら3日続伸し、前日比2.71円高の1万7725.13円で取引を終えた。発表された8月の家計調査が市場の予想を上回ったことで、小売株などが幅広く買われたものの、発表を控える米国の9月の雇用統計への警戒感もあり、全体としては手控えムードが強まった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イマジニア<4644>が朝方から買われ、大幅高した。スマートフォンゲーム製作を行う新会社SoWhatを設立すると発表したことが材料視された形だが、特に元NHN Japan、NHN PlayArtに在籍し、スマートフォンゲームを手掛けていた馬場一明氏を代表に向かえて会社を立ち上げることがポジティブに評価されているようだ。

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また、アクロディア<3823>が後場に入って急動意した。8月決算銘柄ということで、10月15日に本決算発表を控えており、今期(2016年8月期)の業績予想などへの思惑が膨らんでいるようだ。発表される2015年8月期決算は一転7億円の赤字に予想が修正(関連記事)されるなど厳しい予想となっているが、韓国事業からの撤退、動画圧縮関連技術の提供、ダズルとの資本提携など、その後にさまざまな動きが出てきており、思惑が先行していると思われる。ほか、ミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>、アクセルマーク<3624>などもしっかり。

半面、カプコン<9697>やコナミHD<9766>、スクウェア・エニックスHD<9684>、バンダイナムコHD<7832>と大手ゲーム株がさえず、クルーズ<2138>は引き続き材料出尽くしとみた売り物に押された。



■関連銘柄
イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
企業データを見る
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
http://www.acrodea.co.jp/

会社情報

会社名
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
設立
2004年7月
代表者
代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
決算期
8月
直近業績
売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3823
企業データを見る